特許
J-GLOBAL ID:200903054518201628

脱臭換気システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307932
公開番号(公開出願番号):特開平11-123310
出願日: 1997年10月22日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 排気側に基準以上の臭気が漏れることのない十分かつ安定した脱臭換気を,安全かつ経済的に,長期に渡って実現できる脱臭換気システムを提供する。【解決手段】 換気ファン4を設けた換気ダクト3の入気側および排気側にそれぞれ臭気検出センサ9,10を設け,内部にフィルタ21を設ける。脱臭液26と希釈液29とを混合した脱臭溶液をノズル(脱臭処理手段)5から散布する。脱臭溶液の供給量(散布量),その濃度(脱臭液/(脱臭液+希釈液)),換気ファン4による換気流量は脱臭制御回路12により調整可能である。脱臭制御回路12は,入気側の臭気汚染検出センサ9および排気側の臭気汚染検出センサ10の両検出結果に基づいて,ノズル5に供給する脱臭溶液の供給量や脱臭溶液の濃度や換気ファン4による換気流量を制御する。常に,脱臭能力を過不足なく室内の臭気強度に応じた適正なものとすることができる。
請求項(抜粋):
臭気発生空間内の循環流路又は臭気発生空間から他空間への排出流路となる換気ダクトと,前記換気ダクトに装備されて室内空気を前記換気ダクトの入気側から排気側に流す換気ファンと,前記換気ダクト内の流路の途中に装備されて脱臭溶液を前記換気ダクト内を流れる室内空気に接触させることで該空気の脱臭処理を行う脱臭処理手段と,前記脱臭処理手段に対する脱臭溶液の供給を行う脱臭溶液供給部と,前記換気ダクト内の前記脱臭処理手段より入気側に装備されて換気ダクトに流入してきた室内空気の臭気汚染度を検出する第1の臭気汚染検出センサと,前記換気ダクト内の前記脱臭処理手段より排気側に装備されて前記脱臭処理手段による脱臭処理を済ませた空気の臭気汚染度を検出する第2の臭気汚染検出センサと,前記第1及び第2の臭気汚染検出センサの検出結果に基づいて前記脱臭溶液供給部による脱臭溶液の供給量を制御する脱臭制御回路とを備えたことを特徴とする脱臭換気システム。
IPC (6件):
B01D 53/38 ,  B01D 53/77 ,  A61L 9/14 ,  B01D 53/30 ,  B01D 53/34 ZAB ,  F24F 7/007
FI (5件):
B01D 53/34 116 C ,  A61L 9/14 ,  B01D 53/30 ,  F24F 7/007 B ,  B01D 53/34 ZAB

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