特許
J-GLOBAL ID:200903054522623588

流体シミュレーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-342857
公開番号(公開出願番号):特開2000-172882
出願日: 1998年12月02日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 物体の周囲を流れる流体シミュレーションにおいて、格子作成および実計算処理を効率化し、高精度の解析結果を得られるようにしたものである。【解決手段】 3D-CAD1を中心に物体外形データをUCD形式等の所定のデータ形式に変換するI/F部2と、その物体外形データを用いて3D-CAD1の分類情報により解析対象内の空間において物体に近づくにつれて任意の間隔で段階的に格子幅が小さくなるようなデカルト格子を自動作成する解析データ作成部3と、前記格子データとその他の解析データとを用いて物体近傍の所定範囲内の格子点では局所選点法を、それ以外の格子点では差分法を用いるデカルト格子局所選点法により数値解析する解析部4と、その解析結果を可視化する表示部5とを設けたものである。したがって、短時間で格子作成および実計算ができると共に、高精度の解析結果が得られ、しかも粘性問題にも対応できる。
請求項(抜粋):
物体の周囲を流れる流体の挙動を、3次元CADにより作成された前記物体の外形を表わす第1の物体外形データから所定のデータ形式の第2の物体外形データに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段により得られた前記第2の物体外形データを用いて所定の解析対象範囲内の空間に前記物体に近づくにつれて任意の間隔で段階的に格子幅が小さくなるような格子を作成する格子作成手段と、前記格子作成手段により得られた前記格子を用いて前記物体近傍の所定範囲内の格子点では局所選点法を、それ以外の格子点では有限差分法を用いて解析する解析手段とを具備し、かつ前記第1の物体外形データが、前記3次元CADにより作成された前記物体外形の分類情報によって前記物体の外形位置近傍の格子幅を設定することを特徴とした、3次元格子で数値的解析する流体シミュレーション装置。
IPC (3件):
G06T 17/20 ,  G01M 9/00 ,  G06F 17/00
FI (3件):
G06F 15/60 612 J ,  G01M 9/00 ,  G06F 15/20 D
Fターム (12件):
2G023AA10 ,  2G023AC03 ,  2G023AC10 ,  5B046AA07 ,  5B046JA09 ,  5B049AA00 ,  5B049AA04 ,  5B049EE01 ,  5B049EE41 ,  5B049FF01 ,  5B049GG07 ,  5B049GG09

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