特許
J-GLOBAL ID:200903054532034831
磁気共鳴診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250906
公開番号(公開出願番号):特開平11-089815
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、被検体内部の絶対温度を計測できる磁気共鳴診断装置を提供することにある。【解決手段】本発明は、静磁場中におかれた被検体に90 ゚パルスを印加して、温度に依存して共鳴周波数の差が変化する水と脂肪分子内の 1Hのスピンを励起し、続いて、90 ゚パルスから時間τ1 後に180 ゚パルスを印加して、励起されたスピンの位相の進み遅れを反転し、そして90 ゚パルスから2・τ1 後に反転されたスピンから磁気共鳴信号を検出する磁気共鳴診断装置において、90 ゚パルスから時間τ1 後の基準時刻に対して180 ゚パルスの印加時刻を変化させて、水分子内の 1Hのスピン位相と脂肪分子の 1Hのスピン位相とが、2・τの時刻に揃う又は反転する特定の状態で磁気共鳴信号が得られる場所を特定することにより、絶対温度の空間分布を生成する。
請求項(抜粋):
静磁場中におかれた被検体に、第1のRFパルスを印加して、温度に依存して共鳴周波数の差が変化する2種類の分子内の特定核種の磁化、あるいは2つ以上のサイトを持つ1分子内の特定核種の磁化を励起し、続いて、前記第1のRFパルスから所定時間後に第2のRFパルスを印加して、前記励起された磁化の位相の進み遅れを反転し、前記反転された磁化から磁気共鳴信号を検出する磁気共鳴診断装置において、前記第1のRFパルスから前記所定時間後の基準時刻に対して、前記第2のRFパルスの印加時刻を変化させて、一方の分子、あるいは1分子内の1つのサイトの特定核種の磁化の位相と、他方の分子、あるいは1分子内の他のもう1つのサイトの特定核種の磁化の位相とが揃う、又は反転する特定の状態で前記磁気共鳴信号が得られる場所を特定することにより、絶対温度の空間分布を生成することを特徴とする磁気共鳴診断装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/05 312
, G01N 24/08 510 Y
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