特許
J-GLOBAL ID:200903054535961474

防火合わせガラス板の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188171
公開番号(公開出願番号):特開平10-018724
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 火災等が起きて加熱されても、フッ素樹脂フィルムから発生する分解ガスの圧力によってガラス板が破裂することがなく、ガラス板とフッ素樹脂フィルムとの熱圧着が容易であり、しかも透明性の高い防火合わせガラス板の取付構造を提供することを目的とするものである。【解決手段】 この防火合わせガラス板10の周縁部を、枠体11の取付溝11aに嵌め込み、防火合わせガラス板10と枠体11の取付溝11aの内壁との間隙(約3mm)に充填材14を充填した。充填材14としては、発泡ポリ塩化ビニル(米国ノートン株式会社製ノルシール)を基材とする両面粘着テープ(厚み3mm)を使用した。尚、枠体11の取付溝11aの底部には、予めセッティングブロック12を配置し、その上に防火合わせガラス板10を載置した。
請求項(抜粋):
少なくとも1枚の防火ガラス板を含む複数枚のガラス板が、鎖状の分子構造のみからなるフッ素樹脂フィルムを介して貼り合わされてなる防火合わせガラス板の周縁部を、枠体の取付溝内に嵌め込んでなる防火合わせガラス板の取付構造であって、フッ素樹脂フィルムが3種類以上のモノマーの共重合体から形成されてなり、且つ、フッ素樹脂フィルムの分解温度が、フッ素樹脂フィルムとガラス板との剥離温度よりも高く、防火合わせガラス板と取付構造の内壁との間隙に熱可塑性を有する充填材が充填されてなり、充填材がフッ素樹脂フィルムの分解温度よりも低温で軟化することを特徴とする防火合わせガラス板の取付構造。
IPC (5件):
E06B 5/16 ,  B32B 17/10 ,  B32B 27/30 ,  C03C 27/12 ,  E06B 3/54
FI (5件):
E06B 5/16 ,  B32B 17/10 ,  B32B 27/30 D ,  C03C 27/12 P ,  E06B 3/54 Z

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