特許
J-GLOBAL ID:200903054539164200

符号分割多元接続通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248882
公開番号(公開出願番号):特開2000-138963
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 実際の信号経路が存在する拡散スペクトル符号オフセットをユーザ局で速やかに識別するCDMAセルラー形通信システム。【解決手段】 このシステムでは、複数個の基地局がデータ無変調パイロット信号を送信し、各々のパイロット信号は予定の速度で予定の拡散スペクトル符号によって変調された無線周波数信号で構成される。基地局が夫々の無線周波信号を同じ拡散スペクトル符号で変調するが、各々の基地局は所定の近辺内にある他の基地局とは異なる拡散スペクトル符号の予定のオフセットを持っているか、或いはその代りに、基地局が夫々の無線周波信号を、ユーザ局に判っている相異なる拡散スペクトル符号で変調する。特定の基地局から発信された相異なる経路を持つ信号を復調するのに使われる特定の符号オフセットを選択することによって、特定の基地局からの各々の経路の到着時間を通信装置が識別する為の方法が提供される。
請求項(抜粋):
複数個の基地局がデータ無変調パイロット信号を送信し、各々の前記パイロット信号は予定の速度で予定の拡散スペクトル符号によって変調された無線周波信号で構成され、前記基地局が夫々の無線周波信号を同じ拡散スペクトル符号で変調するが、各々の基地局は所定の近辺内にある他の基地局とは異なる、前記拡散スペクトル符号の予定の又はランダムなオフセットを持っているか、或いはその代りに、前記基地局が夫々の無線周波信号をユーザ局に判っている相異なる拡散スペクトル符号で変調し、ある基地局からのパイロット信号は通信装置までの多重経路を辿ることが出来るような符号分割多元接続通信システムで、前記通信装置が、前記特定の基地局から発信する相異なる経路の信号を復調する為の特定の符号オフセットを選択することによって、特定の基地局からの各々の経路の到着時間を識別する方法が、A.予定の拡散スペクトル符号によって変調された無線周波信号を受信し、B.前記無線周波信号を復調して復調信号を発生し、C.前記予定の速度と略同じ速度で前記拡散スペクトル符号で符号化された発生信号を用意し、D.前記基地局の異なる経路の信号をその範囲内で探索する為の符号オフセットの予定の集合を定め、E.a.前記符号オフセットの集合の内の第1の予定のオフセットで前記発生信号を用いて前記復調信号を処理して、前記復調信号と前記発生信号の間の相関の程度に関係する識別値を発生し、b.前記識別値が予定の閾値を越えるかどうかを判断し、越えていれば、前記符号オフセットの集合の内の前記第1の予定のオフセットに対応するカウンタを1だけ増加し、c.前記符号オフセットの集合内の残りのオフセットに対し、前記処理する工程及び判断する工程を予定の繰返し回数だけ繰返し、d.前記符号オフセットの集合に属すると共に、予定の数だけあって、最大のカウンタ値を持つ符号オフセットの部分集合に対して更に処理を続けることにより、符号オフセットの新しい部分集合を選択し、F.工程Eを予定の繰返し回数だけ繰返す工程を含む通信システム。
IPC (3件):
H04Q 7/34 ,  H04B 7/26 ,  H04J 13/00
FI (3件):
H04B 7/26 106 A ,  H04B 7/26 K ,  H04J 13/00 A

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