特許
J-GLOBAL ID:200903054540161699

三次元織物用織機を使用した円盤状の三次元織物織成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉井 昭栄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-012024
公開番号(公開出願番号):特開平6-220744
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、糸密度が均一にして強度に秀れ、任意の部分を肉厚にすることで任意の部分の強度を高めることのできる円盤状の三次元織物を簡単に織成し得る方法を提供することを目的とする。【構成】 基本組織K,肉厚組織N,追加組織Tとから成る均一密度にして所望部分に段部を有する円盤状の三次元織物を織成する方法である。
請求項(抜粋):
夫々別個に作動可能な複数の糸開口手段を環状に配設し、各糸開口手段にたて糸Y,垂直糸Z及び追加糸YA,ZAを挿通せしめ、前記複数の糸開口手段を夫々作動せしめて夫々のたて糸Y,垂直糸Z及び追加糸YA,ZA中の所望糸を昇降せしめることで糸開口を形成した際、該糸開口内を周回移動するシャトルを設け、このシャトルによこ糸Xを連結せしめて成る三次元織物用織機を使用してよこ糸X,たて糸Y,垂直糸Z,追加糸YA,ZAとで組織される円盤状の三次元織物を織成する方法であって、前記糸開口手段間に複数本のたて糸Y及び追加たて糸YAを、環状に配された糸開口手段の中心を通過する状態で張設し、この複数本のたて糸Yの一本に対して2本の垂直糸Zを配設するとともに同様に複数本の追加たて糸YAの一本に対して2本の追加垂直糸ZAを配設し、夫々の垂直糸Zの端部を前記糸開口手段の中心位置の夫々のたて糸Yに止着するとともに対向する追加垂直糸ZA同志を連結し、前記糸開口手段の作動及び前記シャトルの周回移動により該たて糸Yと該垂直糸Zとで形成される糸開口によこ糸Xを挿通せしめてよこ糸X,たて糸Y,垂直糸Zで織成される基本組織Kを形成し、この織成の繰り返しにより前記糸開口手段の中心位置から外方向へ順次基本組織Kを形成せしめ、基本組織Kの任意の位置に、同様に糸開口手段の作動及び前記シャトルの周回移動によりたて糸Y,垂直糸Zで形成される糸開口によこ糸Xを挿通せしめてよこ糸X,たて糸Y,垂直糸Zで織成される肉厚組織Nを付加形成せしめ、前記基本組織K若しくは/及び肉厚組織Nに、同様に糸開口手段の作動及び前記シャトルの周回移動により追加糸YA,ZAで形成される糸開口によこ糸Xを挿通せしめてよこ糸X,追加たて糸YA,追加垂直糸ZAで織成される追加組織Tを付加形成せしめることを特徴とする三次元織物用織機を使用した円盤状の三次元織物織成方法。
IPC (2件):
D03D 41/00 ,  D03D 25/00

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