特許
J-GLOBAL ID:200903054541707644

懸架ばね調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105337
公開番号(公開出願番号):特開平10-281207
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 油圧緩衝器に介装されている懸架ばねにおけるばね定数あるいはばね荷重を所望の大小の二段に切り換えるのはもちろんのこと、泥や泥水の影響を受け難くして長期に亙る操作性を保障し、かつ、簡単な構成にしながら車両の運転中でも調整操作を可能にし、その汎用性の向上を期待するのに最適となる。【解決手段】 油圧緩衝器における上端側に介装のサブばね5の内周側に配在される懸架ばね調整装置において、上端がロッド体1の上端部側に連繋されながらロッド体2を中心にして適宜角度の往復回動を可能にする上方筒状体20を有すると共に、この上方筒状体20に連繋される下方筒状体10を有し、かつ、この下方筒状体10の下端がシリンダ体2の外周に摺動可能に介装の係止部材3に対向されまたは常時当接もしくは連設されてなり、上方筒状体20の上端が車両の車体側に配在のリンク機構Rによってロッド体1の上端部側に連繋されながら適宜角度で往復回動されるときに下方筒状体10が上下の二段に移動される。
請求項(抜粋):
車軸側部材たるシリンダ体の外周側に配在されて下端をシリンダ体の下端に担持させながら上端をシリンダ体の外周に摺動可能に介装の係止部材に係止させる懸架ばねを有すると共にシリンダ体内に下端側を出没可能に挿通させる車体側部材たるロッド体の上端側の外周側に配在され下端を係止部材に担持させながら上端をロッド体の上端部側に係止させるサブばねを有してなる油圧緩衝器におけるサブばねの内周側に配在される懸架ばね調整装置において、上端がロッド体の上端部側に連繋されながらロッド体を中心にして適宜角度の往復回動を可能にする上方筒状体を有すると共に、この上方筒状体にカム構造下に連繋される下方筒状体を有してなり、かつ、この下方筒状体の下端がシリンダ体の外周に摺動可能に介装の係止部材に適宜の間隔を有して対向してなり、上方筒状体の上端が車両の車体側に配在のリンク機構によってロッド体の上端部側に連繋されながら適宜角度で往復回動されるときに下方筒状体が上下の二段に移動して係止部材との間の間隔を変更してなることを特徴とする懸架ばね調整装置
IPC (3件):
F16F 9/46 ,  B60G 15/06 ,  F16F 9/32
FI (3件):
F16F 9/46 ,  B60G 15/06 ,  F16F 9/32 B

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