特許
J-GLOBAL ID:200903054543568102

ショックレスリリーフ弁兼流量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126082
公開番号(公開出願番号):特開平9-303311
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】流量制御機能を備えたシート弁にショックレスリリーフ機能を与えたショックレスリリーフ弁兼流量制御弁において、弁の小型化を図る。【解決手段】アクチュエータ42が急激に作動し入口ポート6の圧力P0が上昇すると、連通路4,11、受圧室12、連通路24、固定絞り18aを介して受圧室23に導かれる。ピストン19が移動中のときは、入口ポート6からの作動油が、前記ルートを経て受圧室23に導かれる。ばね室16内の圧力P2<受圧端部13Aに作用する圧力P1となるので、P2=P1である定常リリーフ時に比し他方側端部13Bに作用する力が小さくなる。よって、一方側受圧端部13Aと他方側端部13Bとの受圧面積の差による開弁方向の力が大きくなるので、定常リリーフ時に比しシート弁2の入口ポート6側圧力が低くてもポペット弁13は開弁し、リリーフする。
請求項(抜粋):
シート型の主弁の背面側にこの主弁を閉弁方向に付勢する制御室を設け、この制御室を前記主弁の変位に応じて開度を変化させる可変絞りを介して該主弁入口側に連絡し、前記制御室を該主弁出口側にパイロット通路を介して連絡し、このパイロット通路にパイロット弁を配置し、該パイロット弁の変位に応じて前記主弁の変位を比例制御するように構成するとともに、前記パイロット通路とは別に前記制御室を前記主弁出口側に連絡する第1油通路を開閉するポペット弁を設け、前記主弁内に配置された前記ポペット弁の一方側受圧端部と他方側端部とを第1固定絞りを介し連絡する第2油通路をこのポペット弁内に形成し、前記ポペット弁の受圧端部と前記主弁入口側とを連絡する第3油通路を前記主弁内に設け、前記ポペット弁の他方側端部を該ポペット弁を閉弁方向に付勢する第1ばねが設けられたばね室内に配置し、このばね室と第2固定絞りを介して連絡される受圧室を設け、この受圧室の容積を容積増減手段により所定範囲で増減可能とすることを特徴とするショックレスリリーフ弁兼流量制御弁。
IPC (2件):
F15B 11/04 ,  F16K 17/10
FI (2件):
F15B 11/04 G ,  F16K 17/10

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