特許
J-GLOBAL ID:200903054544416721

極低炭素、非熱処理型高加工性電縫鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-287757
公開番号(公開出願番号):特開平11-106825
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 製管のままで母材部と同等な溶接部硬度の極低炭素鋼管を得ること。【解決手段】 C:0.01%以下、Si:0.05%以下、Mn:0.3%以下、P:0.03%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.08%以下を含み、Ti:0.002〜0.10%、Nb:0.002〜0.10%のうちの1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを、1100〜1280°Cの温度範囲に加熱したのち、仕上温度Ar3変態点以上、巻取温度500°C以上で熱間圧延し、得られた熱延コイルまたは熱延コイルを冷間圧延した冷延コイルを素材として使用し、成形ロール群により円筒状に連続成形したオープンパイプの両エッジ部2〜4mm幅を700〜1000°Cに予熱したのち、本加熱して電縫溶接し、溶接部を放冷することによって、電縫溶接のままで母材部とほぼ同等な溶接部硬度を得ることができ、熱処理コストを削減できると共に、バルジ加工時における金型に悪影響を及ぼすスケール問題も解消できる。
請求項(抜粋):
C:0.01%以下、Si:0.05%以下、Mn:0.3%以下、P:0.03%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.08%以下を含み、Ti:0.002〜0.10%、Nb:0.002〜0.10%のうちの1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを、1100〜1280°Cの温度範囲に加熱したのち、仕上温度Ar3変態点以上、巻取温度500°C以上で熱間圧延し、得られた熱延コイルを素材として使用し、成形ロール群により円筒状に連続成形したオープンパイプの両エッジ部2〜4mm幅を700〜1000°Cに予熱したのち、本加熱して電縫溶接し、溶接部を放冷することを特徴とする極低炭素、非熱処理型高加工性電縫鋼管の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/10 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (3件):
C21D 8/10 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-188218
  • 特開平4-365815
  • 特開昭63-097373
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