特許
J-GLOBAL ID:200903054544947298

車両の後輪制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-172581
公開番号(公開出願番号):特開平6-016116
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 制動の開始前に路面摩擦係数に応じて、バイパス弁の目標切換え圧を適切に可変制御可能とした車両の後輪制動力制御装置を提供する。【構成】 車両の後輪制動力制御装置は、バイパス弁14の目標切換え圧を可変制御するBVコントローラ16を備えており、このBVコントローラ16は、外気温センサ22にて検出した外気温及びロータリエンコーダ23からのセンサ信号に基づき検出したワイパ作動周期からファジィ推論に基づいて、路面摩擦係数を推定し、路面摩擦係数が小さい場合には目標切換え圧を低下させる。
請求項(抜粋):
マスタシリンダと後輪ホィールシリンダとの間を接続する後輪ブレーキ管路に介挿され、マスタシリンダ圧が設定圧以上に達したとき、前輪ブレーキ圧に対し後輪ブレーキ圧を一定の比率で減圧する制御弁と、後輪ブレーキ管路に前記制御弁をバイパスして設けられたバイパス管路と、このバイパス管路に介挿された電磁開閉弁と、制動開始時に前記電磁開閉弁を開弁し、マスタシリンダ圧が目標切換え圧に達したとき、前記電磁開閉弁を閉弁させる制御手段とを備え、前記制御手段は、外気温を検出する外気温検出手段と、車両のワイパの作動周期を検出する作動周期検出手段と、これら検出手段にて検出した外気温及び作動周期からファジィ推論に基づき、路面摩擦係数を推定する推定手段と、この推定手段にて得た推定結果に基づき、前記目標切換え圧を可変する可変手段とを具備したことを特徴とする車両の後輪制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/26 ,  B60T 8/58

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