特許
J-GLOBAL ID:200903054547590854

陰極線管螢光面の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神原 貞昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-242447
公開番号(公開出願番号):特開2000-164128
出願日: 1999年08月30日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】所定の色光を発する螢光体部が、幅が比較的小であって直線性に優れた側縁部を有する黒色物質によって挟まれて配されて成り、均一性に優れた陰極線管螢光面を得ることができるものとする。【解決手段】ガラスパネル11上に形成した感光性樹脂膜12に3工程に亙る露光を施し、その3工程の夫々における露光を、互いに異なる少なくとも2方向の夫々からアパーチャグリル13を通じる光を感光性樹脂膜12に照射することにより行うこととし、露光後の感光性樹脂膜12に現像処理を施し、感光性樹脂膜12における露光量が所定の値に達していない部分を除去して樹脂層部12’を形成した後、樹脂層部12’が形成されたガラスパネル11上に黒色物質16を塗布するとともに、樹脂層部12’をその上に塗布された黒色物質16と共に除去して、残留黒色物質による黒色部16’を形成し、ガラスパネル11上の黒色部16’間に所定の色光を発する螢光体部を形成する。
請求項(抜粋):
ガラスパネル上に感光性樹脂膜を形成する第1の工程と、上記感光性樹脂膜に、第1の方向から透過マスクを通じる光を照射した後、該第1の方向とは異なる第2の方向から透過マスクを通じる光を照射して、上記感光性樹脂膜についての露光を行う第2の工程と、上記感光性樹脂膜に、第3の方向から透過マスクを通じる光を照射した後、該第3の方向とは異なる第4の方向から透過マスクを通じる光を照射して、上記感光性樹脂膜についての露光を行う第3の工程と、上記感光性樹脂膜に、第5の方向から透過マスクを通じる光を照射した後、該第5の方向とは異なる第6の方向から透過マスクを通じる光を照射して、上記感光性樹脂膜についての露光を行う第4の工程と、露光が行われた上記感光性樹脂膜に現像処理を施した後、該感光性樹脂膜における露光量が所定の値に達していない部分を除去して樹脂層部を形成する第5の工程と、上記樹脂層部が形成された上記ガラスパネル上に黒色物質を塗布する第6の工程と、上記樹脂層部をその上に塗布された上記黒色物質と共に除去し、上記ガラスパネル上に残留する上記黒色物質によって黒色部を形成する第7の工程と、上記ガラスパネル上の上記黒色部間に所定の色光を発する螢光体部を形成する第8の工程と、を含んで成る陰極線管螢光面の形成方法。
FI (2件):
H01J 9/227 A ,  H01J 9/227 D

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