特許
J-GLOBAL ID:200903054552651012

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052503
公開番号(公開出願番号):特開2000-063678
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【解決手段】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、(A)MFR(230°C)が0.1〜1000g/10分の範囲にある熱可塑性樹脂と、(B)エチレンと炭素原子数4〜20のα- オレフィンとの共重合体であって、密度が0.860〜0.900g/cm<SP>3 </SP>の範囲にあり、MFR(190°C)が0.05〜50g/10分の範囲にあり、示差走査型熱量計により測定した吸熱曲線における最大ピーク位置の温度(Tm(°C))と密度(d(g/cm<SP>3 </SP>))とが、Tm<400×d-250で表わされる関係を満たすエチレン・α- オレフィン共重合体と、(C)MFR(230°C)が0.1〜100g/10分の範囲にあり、プロピレン連鎖のペンタッドシンジオタクティシティが0.7〜0.95の範囲にあるシンジオタクティックポリプロピレンとを特定割合で含有してなる。【効果】上記組成物は、剛性、表面硬度および耐衝撃性(靭性)のバランスに優れた成形体を提供することができる。
請求項(抜粋):
(A)メルトフローレート(ASTM D 1238,230°C、荷重2.16kg)が0.1〜1000g/10分の範囲にある熱可塑性樹脂40〜90重量部と、(B)エチレンと炭素原子数4〜20のα- オレフィンとの共重合体であって、(i) 密度(ASTM D 1505)が0.860〜0.900g/cm<SP>3 </SP>の範囲にあり、(ii)メルトフローレート(ASTM D 1238,190°C、荷重2.16kg)が0.05〜50g/10分の範囲にあり、(iii) 示差走査型熱量計により測定した吸熱曲線における最大ピーク位置の温度(Tm(°C))と密度(d(g/cm<SP>3 </SP>))とが、Tm<400×d-250で表わされる関係を満たすエチレン・α- オレフィン共重合体5〜55重量部と、(C)メルトフローレート(ASTM D 1238,230°C、荷重2.16kg)が0.1〜100g/10分の範囲にあり、プロピレン連鎖のペンタッドシンジオタクティシティ(rrrr分率)が0.7〜0.95の範囲にあるシンジオタクティックポリプロピレン5〜55重量部[成分(A)、(B)および(C)の合計量は100重量部である]とを含有してなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L101/00 ,  C08L 23:08 ,  C08L 23:10

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