特許
J-GLOBAL ID:200903054561754401

相変化型光ディスクの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-285137
公開番号(公開出願番号):特開平11-120632
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】貼り合わせ工程と初期化工程が必要な相変化型光ディスクの製造方法において、高温高湿の環境下での耐久性、作業性、コスト面、記録・再生特性のいずれの点においても優れた相変化型光ディスクを得る。【解決手段】2枚の相変化型光ディスクを貼り合わせて貼り合わせディスクを得る際に、先ず、各相変化型光ディスクに対して初期化工程を行った後に、カチオン重合系紫外線硬化型接着剤を用いて貼り合わせる。これにより、貼り合わせ工程後に初期化を行った場合よりも再生光に含まれるジッタ量が少なくなる。
請求項(抜粋):
基板の一方の面に、照射光の強度に応じて結晶-非晶質間の相変化が可逆的になされる記録層を少なくとも含む薄膜層が形成されている相変化型光ディスクを少なくとも1枚含む2枚の板状体を、相変化型光ディスクの薄膜層側の面を内側にして接着剤により貼り合わせる貼り合わせ工程と、相変化型光ディスクの記録層全面を熱により結晶化させる初期化工程とを備えた相変化型光ディスクの製造方法において、相変化型光ディスクに対する初期化工程を行った後に、いずれか一方または両方の板状体の貼り合わせ面上にカチオン重合系紫外線硬化型接着剤を塗布して所定照度の紫外線を照射し、その後、相変化型光ディスクの薄膜層側の面を内側にして重ねて所定の面圧で加圧することにより貼り合わせ工程を行うことを特徴とする相変化型光ディスクの製造方法。

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