特許
J-GLOBAL ID:200903054562197905

イオンレーザ管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-062907
公開番号(公開出願番号):特開平5-267751
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】レーザ管動作時に、放電によるAlN-KBガラス接合部のフリットガラスの劣化により発生するリークを防ぐ。【構成】AlN-KBガラス封着部に、従来用いている鉛-ケイ酸系の低融点ガラスの他に、亜鉛-ホウ酸系の高融点ガラスを用いる。これにより、AlN部品と低融点ガラス封着部界面に発生していた泡を少なくすることが可能となり、レーザ管動作時での低融点ガラスの劣化および接合部のリークを防ぐことが出来る。
請求項(抜粋):
中心に放電路用の細管孔を有し、かつ、鍔部を有した細管部品が窒化アルミニウム製外囲器に挿入・接合されて成る細管複合部品が同軸上に複数個接続され、その両端に窒化アルミニウム製中空パイプが接続され、さらにその両端に管状硼珪素ガラス製部品が接続されて放電細管路が構成され、この放電細管路の一端に、アノードを具備した金属封入皿が接続し、他端にカソードを具備した金属封入皿が接続し、さらに金属封入皿に、ブリュースタ窓を備えたガラスバルブが接続されたイオンレーザ管において、前記窒化アルミニウム製中空パイプと前記管状硼珪素ガラス製部品との接合部は、窒化アルミニウム製中空パイプの接合面が、高融点の均質ガラスで覆われ、かつ、低融点ガラスを介して管状硼珪素ガラス製部品とを接合していることを特徴とするイオンレーザ管。

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