特許
J-GLOBAL ID:200903054565195369

二次電池用孔開き集電体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-235385
公開番号(公開出願番号):特開平11-067217
出願日: 1997年08月14日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 活物質の金属箔からの脱落を物理的手段で解決した二次電池用集電体を提供する。【解決手段】 金属箔に多数の貫通孔を設け、この貫通孔の内壁面を、金属箔の裏面又は表面に対して、特定の切片角度で傾斜させて、この傾斜に活物質やバインダー等を係止させることによって、活物質等が金属箔から脱落するのを防止する。金属箔の裏面と、金属箔の裏面側における貫通孔の内壁面とで形成される切片角度θ1とし、金属箔の表面と、金属箔の表面側における貫通孔の内壁面とで形成される切片角度θ2とすると、以下の如き切片角度であるのが良い。θ1=10°〜80°でθ2=90°〜170°、又はθ1=100°〜170°でθ2=100°〜170°、又はθ1=10°〜80°でθ2=10°〜80°である。金属箔としては、アルミニウム箔又は銅箔を用いるのが良い。二次電池としては、リチウム系二次電池を採用するのが好ましい。
請求項(抜粋):
多数の貫通孔が設けられている金属箔からなる孔開き集電体であって、該金属箔の裏面と、該金属箔の裏面側における該貫通孔の内壁面とで形成される切片角度θ1が10°〜80°であり、該金属箔の表面と、該金属箔の表面側における該貫通孔の内壁面とで形成される切片角度θ2が90°〜170°である貫通孔が設けられていることを特徴とする二次電池用孔開き集電体。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る