特許
J-GLOBAL ID:200903054574279303
ろう付によって製造される高強度自動車熱交換器用部材に用いられる、耐エロージョン性に優れた自動車熱交換器用高強度アルミニウム合金材の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
志賀 正武
, 渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-291947
公開番号(公開出願番号):特開2008-308761
出願日: 2007年11月09日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】高いろう付後の強度及び優れた犠牲陽極効果を有する、ろう付によって製造される高強度自動車熱交換器用部材に用いられる、耐エロージョン性に優れた自動車熱交換器用高強度アルミニウム合金材の製造方法を提供する。【解決手段】質量%で、Si:0.3%以上1.2%以下、Fe:0.05%以上0.7%未満、Mn:0.8%超2.0%以下、Zn:0.5%以上4.0%以下を含有し、残部Alと不可避不純物からなるアルミニウム合金溶湯を、連続鋳造圧延法によって板厚2〜12mmの板材に鋳造した後、直ちにコイル状に巻回する製造方法であり、前記コイル状に巻回される直前のアルミニウム合金材の温度を530°C以下とし、前記コイル状に巻回したアルミニウム合金材を15°C/hr以上の平均冷却速度で冷却した後、少なくとも2回以上の冷間圧延、及び、少なくとも2回以上の焼鈍を行うことにより、0.1mm以下の最終板厚とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、
Si:0.3%以上1.2%以下、
Fe:0.05%以上0.7%未満、
Mn:0.8%超2.0%以下、
Zn:0.5%以上4.0%以下
を含有し、残部Alと不可避不純物からなるアルミニウム合金溶湯を、連続鋳造圧延法によって板厚2〜12mmの板材に鋳造した後、直ちにコイル状に巻回する熱交換器用高強度アルミニウム合金材の製造方法であって、
前記コイル状に巻回される直前のアルミニウム合金材の温度を530°C以下とし、
前記コイル状に巻回したアルミニウム合金材を15°C/hr以上の平均冷却速度で冷却した後、巻回状態を解き、少なくとも2回以上の冷間圧延、及び、少なくとも2回以上の焼鈍を行うことにより、0.1mm以下の最終板厚とすることを特徴とする、ろう付によって製造される高強度自動車熱交換器用部材に用いられる、耐エロージョン性に優れた自動車熱交換器用高強度アルミニウム合金材の製造方法。
IPC (7件):
C22F 1/04
, C22C 21/00
, C22F 1/053
, B22D 27/04
, B21B 3/00
, B21B 1/46
, F28F 21/08
FI (8件):
C22F1/04 A
, C22C21/00 E
, C22C21/00 J
, C22F1/053
, B22D27/04 E
, B21B3/00 J
, B21B1/46 A
, F28F21/08 B
Fターム (7件):
4E002AA08
, 4E002AD05
, 4E002BC05
, 4E002BD03
, 4E002BD07
, 4E002BD08
, 4E002CB01
引用特許: