特許
J-GLOBAL ID:200903054577185350

過給機付内燃機関の過給圧フィードバック制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126591
公開番号(公開出願番号):特開平7-332097
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】過給圧フィードバック制御装置において、過渡運転時における各種条件を総合的に反映して制御の応答性、追従性を向上させる。【構成】エンジン1の吸気通路6及び排気通路7に排気流により駆動する過給機21を設ける。排気通路7に過給機21を迂回する通路24を設け、同通路24に排気流量を制御するために負圧切替弁(VSV)29等により駆動されるバルブ25を設ける。電子制御装置(ECU)50は、実際の過給圧値と運転状態に応じた目標過給圧値とを合致させるべくVSV29を制御することにより、過給機21による過給圧を制御する。ECU50は回転数センサ47の検出結果に基づき回転数変化率を演算する。ECU50はVSV29を制御するための制御値を、回転数変化率に基づいて補正する。従って、エンジン1の過渡運転時には、そのときの運転条件を総合的に反映して制御値が補正される。
請求項(抜粋):
排気通路に設けられたタービンと、吸気通路に設けられたコンプレッサとを軸で連結してなり、内燃機関から前記排気通路へ導かれる排気流によりタービンを回してコンプレッサを回すことにより、前記吸気通路を通じて前記内燃機関に供給される吸気を過給するための過給機と、前記過給機に対して設けられ、前記過給機の作動により得られる過給圧を調節するために、前記タービンへ流れる排気流量を調節するための排気流量調節手段と、前記過給機の作動により得られる過給圧を検出するための圧力検出手段と、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段とを備え、前記圧力検出手段により検出される実際の過給圧値と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき決定される目標値とを合致させるように、前記排気流量調節手段を制御値に基づいて制御するようにした過給機付内燃機関の過給圧フィードバック制御装置であって、前記実際の過給圧値と前記目標値との差を求め、その差に応じて前記制御値を演算するための第1の演算手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて前記運転状態の変化率を演算するための第2の演算手段と、前記第1の演算手段により演算される制御値を、前記第2の演算手段により演算される運転状態の変化率に基づいて補正するための補正手段とを備えたことを特徴とする過給機付内燃機関の過給圧フィードバック制御装置。
IPC (2件):
F02B 37/18 ,  F02B 37/12 302
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-318723

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