特許
J-GLOBAL ID:200903054585292050

複合熱移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-238360
公開番号(公開出願番号):特開平11-083234
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 複合熱移動装置において、圧縮式熱移動装置において生じるエンジン排熱をより有効に利用する。【解決手段】 複数の圧縮式ヒートポンプシステム1と吸収式冷凍システム70とを備えて複合熱移動装置を構成し、各システム1,70の室内機A,A′をビルBuの各部屋Ra〜Rlに設置することにより各部屋の空調を行うようにした。この装置には、各圧縮式ヒートポンプシステム1のガス熱交換器9と各吸収式冷凍システム70の受熱用熱交換器76とにわたって流体を循環させる排熱利用循環路60を設け、各圧縮式ヒートポンプシステム1のエンジン排熱を利用して吸収式冷凍システム70の吸収液を加熱するようにした。また、吸収式冷凍システム70の室内機A′は常時使用する部屋に設置し、ヒートポンプシステム1の室内機Aは、室内機A′が設置される部屋以外の部屋に設置した。
請求項(抜粋):
エンジン駆動の圧縮機を有する圧縮式熱移動装置と、吸収式あるいは吸着式熱移動装置とを備え、一部の装置を作動させて空調又は冷凍を行う第1の運転状態と、さらにその他の装置を作動させて空調等を行う第2の運転状態とに変更可能に構成されるとともに、上記吸収式あるいは吸着式熱移動装置に、再生のために吸収液または吸着剤を加熱する加熱部を具備し、上記圧縮式熱移動装置のエンジン排熱を取り出して上記加熱部での吸収液または吸着剤の加熱に供すようにした複合熱移動装置において、上記第1の運転状態を吸収式あるいは吸着式熱移動装置によって担うようにしたことを特徴とする複合熱移動装置。
IPC (2件):
F25B 25/02 ,  F25B 27/02
FI (2件):
F25B 25/02 A ,  F25B 27/02 K

前のページに戻る