特許
J-GLOBAL ID:200903054588672652

光電変換装置の短絡箇所の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-361499
公開番号(公開出願番号):特開平6-204523
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、大面積の場合も電流短絡箇所を容易かつ安価に除去することができる方法を提供することにある。【構成】 まず、対向電極105と光電変換装置とを電解液106に浸漬し、対向電極105をカソードとし、光電変換装置の導電性基板101をアノードとして、両者の間に2.5ボルト程度の電圧を印加して電解反応を行なわせる。これにより、直流電源107によりカソードたる対向電極105とアノードたる基板101との間には電圧が印加され、電子はアノードから直流電源へ、続いて直流電源から対向電極105へ流れ、電解反応が生じて電解液と接する短絡部の透明導電性酸化物がハロゲンイオンによって酸化される。【効果】 短絡部が除去されかつ電気絶縁性の物質で被覆されることになり、短絡していない部分では電流が流れないので透明導電性酸化物は除去されない。
請求項(抜粋):
導電性基板上に、光電変換素子を構成する半導体層及び透明導電性酸化物膜が順次形成され、前記導電性基板と透明導電性酸化物膜との間に短絡箇所を有する光電変換装置の短絡箇所除去方法において、含有する負イオンの酸化還元電位である標準電極電位が0か又は正である電解液中に当該光電変換素子を浸漬し、前記導電性基板をアノードとし、対向電極をカソードとして前記短絡箇所を電解酸化により除去する工程と、前記透明導電性酸化物膜上に親油性硬化型樹脂塗料を塗布する工程と、該硬化型樹脂塗料の塗膜上に親水性導電性塗料を塗布して集電電極を形成する工程と、前記親油性硬化型樹脂塗料を硬化させる工程と、前記親水性導電性塗料を乾燥させる工程とを含むことを特徴とする光電変換装置装置の損壊箇所の除去方法。

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