特許
J-GLOBAL ID:200903054594222871

可変速発電電動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340401
公開番号(公開出願番号):特開平10-174498
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 ポンプ水車のトルクの急変が抑えられ速度信号の変動が抑制できる。【解決手段】 補正信号生成手段30は、速度信号Nと有効落差信号Heとガイドベーン開度信号GVとを取り込み、トルク特性に基づき設定された関数によりポンプ水車2の定常状態のトルク信号を演算し、この信号に水路特性の伝達関数を乗じて、過渡状態のトルク信号を演算し、この信号に相当する電流信号が、トルクの変動状態を打ち消すように補正信号としてトルク電流指令信号iq2aに加算手段31により加算され補正後のトルク電流指令信号iq2bが電流制御手段13へ出力し巻線形誘導機1およびポンプ水車2の回転速度の変動を抑えるように励磁電流を制御する。
請求項(抜粋):
一次巻線が電力系統に接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導機と、該巻線形誘導機の二次巻線を交流励磁する周波数変換器と、前記巻線形誘導機の回転軸に結合されたポンプ水車と、発電運転時にポンプ水車へ供給する水量を調節する一方、揚水運転時にポンプ水車から揚水する量を調節するガイドベーンとからなる可変速発電電動装置の制御装置において、有効電力指令信号と落差信号と前記電力系統側の有効電力検出信号とに基づいて速度指令信号と前記ガイドベーンの開度を増減するガイドベーン指令信号とを出力する有効電力制御手段と、前記巻線形誘導機の速度信号が前記速度指令信号となるようにトルク電流指令信号を生成する速度制御手段と、前記ガイドベーンの開度や有効落差が急増あるいは急減したとき前記ポンプ水車のトルクの過渡的な急変を阻止するように補正信号を生成して前記トルク電流指令信号を増減する補正信号生成手段と、前記交流励磁する量が前記トルク電流指令信号となるように前記周波数変換器を制御する電流制御手段とを備えることを特徴とする可変速発電電動装置の制御装置。
IPC (6件):
H02P 9/00 ,  F03B 3/10 ,  F03B 15/04 ,  F03B 15/12 ,  H02P 21/00 ,  H02P 9/10
FI (6件):
H02P 9/00 C ,  F03B 3/10 Z ,  F03B 15/04 H ,  F03B 15/12 ,  H02P 9/10 Z ,  H02P 5/408 A

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