特許
J-GLOBAL ID:200903054598027186

形状識別方法および画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253788
公開番号(公開出願番号):特開平8-115429
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】形状パタ-ンの分類であるカテゴリ内に含まれる形状パタ-ンに多様性がある場合でも良好な形状識別を行う。【構成】特徴量算出部3は形状パタ-ン抽出部2が抽出した識別対象形状パタ-ンの特徴量を複数種求める。得点算出部6は、最大・最小値記憶部75に記憶されたカテゴリ毎に学習した当該カテゴリに含まれる形状パタ-ンの各特徴量の最大値と最小値を用いて、求められた各特徴量に対して、識別対象形状パタ-ンが各カテゴリに属する確からしさを表す得点を求める。得点は、最大値と最小値の間の範囲から離れるほど低くなるように与える。総合得点算出部7および判定部8は、カテゴリ毎に求められた各特徴量についての得点の総合的に判定して、識別対象形状パタ-ンの属するカテゴリを判定する。
請求項(抜粋):
2次元の形状パターンが属する形状のカテゴリを識別する形状識別方法であって、複数のカテゴリの、それぞれについて、当該カテゴリに属する形状パタ-ンの形状の特徴を表す1種類以上の特徴量が分布する範囲を、特徴量の種類毎に学習する第1のステップと、識別する形状パターンである識別対象形状パタ-ンの形状の前記1種類以上の特徴量を求める第2のステップと、各カテゴリに対して、前記特徴量の種類毎の加重値を、当該カテゴリについて学習した当該種類の特徴量が分布する範囲の大きさが小さいほど高くなるように定め、かつ、各カテゴリに対する前記識別対象形状パターンの前記1種類以上の各特徴量の得点として、当該カテゴリについて学習した当該種類の特徴量が分布する範囲内に、前記識別対象形状パタ-ンの形状の当該種類の特徴量が含まれている場合に、そうでない場合に比べ、より高い値となり、かつ、当該カテゴリについて学習した当該種類の特徴量が分布する範囲内に前記識別対象形状パタ-ンの形状の当該種類の特徴量が含まれていない場合に、当該範囲から、前記識別対象形状パタ-ンの形状の当該種類の特徴量が離れている量が大きいほど、低い値となるように与えられる評価値に、当該カテゴリについて定めた当該種類の特徴量の加重値を加重した場合に得られる値を、与える第3のステップと、各カテゴリ毎に、当該カテゴリに対する前記識別対象形状パターンの前記1種類以上の特徴量それぞれの得点に基づいて、当該カテゴリに、前記識別対象形状パターンの形状が属する確からしさを表す総合評価点を求める第4のステップとを有することを特徴とする形状識別方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G06T 7/60
FI (2件):
G06F 15/70 465 A ,  G06F 15/70 350 M

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