特許
J-GLOBAL ID:200903054600449093

センターレス研削方法、およびセンターレス研削盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144947
公開番号(公開出願番号):特開平10-328984
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 被加工物の直径寸法に応じて、自動的に、最適の研削条件に調節してセンターレス研削する技術を提供する。【解決手段】 適宜の直径寸法の被加工物を(A1)に示すように仮に標準の径の被加工物5を定める(この仮標準は任意に設定することができる)。(A2)に示すように、上記仮標準径よりも大径の被加工物7を研削するときは「心高寸法H′が変わらないように」、ブレード2と調整砥石3との間隔を調節する。上記双方の被加工物(5,7)の直径寸法差が或る程度以内のとき(同一直径区域内のとき)は、上記調節だけで良い。直径寸法差が或る程度以上(直径区域外)のときは、研削砥石4(若しくは調整砥石3)の切込みストロークのモードを調節して対応する。
請求項(抜粋):
調整砥石車とブレードとによって被加工物を支承するとともに、該調整砥石車を回転させて被加工物を回転せしめつつ、研削砥石車を被加工物に接触せしめつつ回転させて研削する方法において、3種類以上の直径寸法を有する3種類以上の被加工物を研削する場合、最大直径寸法から最小直径寸法までの間を複数の直径区域に区分し、同一直径区域内で、異なる直径寸法の被加工物を研削するときは、心高寸法がほぼ一定となるように調整砥石車をブレードに対して前後進せしめて調節し、ブレードに対する調整砥石車の位置を変えることなく、研削砥石車を回転させつつ一定のストロークで被加工物に対して切込み送りして研削し、直径区域が異なる寸法の被加工物を研削するときは、心高寸法がほぼ一定となるように調整砥石車をブレードに対して前後進せしめて調節し、かつ、ブレードに対する研削砥石車の切込みストロークエンド位置を調節して該研削砥石車を回転させつつ被加工物に対して切込み送りして研削することを特徴とする、センターレス研削方法。

前のページに戻る