特許
J-GLOBAL ID:200903054601904983

車両用安全シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-062579
公開番号(公開出願番号):特開平7-267037
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】車両の側面衝突の際に、シートバックの一側端側では着座者に加わる慣性力を効果的に吸収しつつ、車体側壁側に対する着座者の二次衝突を防止すると共に、シートバックの他側端側では着座者が車室内装物に三次衝突することを防止して、着座者の安全性を確実に向上させる。【構成】シートバック21上部の一側端側に、側面衝突の際に車体側壁12側に衝突するアウター突出部21aを形成する一方、他側端側に、側面衝突の際に隣座席側に衝突するインナー突出部21bを形成し、各突出部21a,21bに側突用エアバッグ40a,40bを内装し、側面衝突の際、前記アウター突出部21aの側突用エアバッグ40aが先ず最初に膨出し、その後に前記インナー突出部21bの側突用エアバッグ40bが膨出すべく制御する。
請求項(抜粋):
車両の側面衝突の際、車体側壁側から受ける衝撃荷重をエアバッグにより緩和して、着座者を保護することができる車両用安全シートにおいて、シートバック上部における車体側壁側に対向した一側端側に、車体側壁側に近接するよう延び、側面衝突の際に車体側壁側に衝突するアウター突出部を形成する一方、シートバック上部における隣座席側に対向した他側端側に、隣座席側に近接するよう延び、側面衝突の際に隣座席側に衝突するインナー突出部を形成し、前記アウター突出部に、側面衝突の際、該アウター突出部が衝突する車体側壁側と着座者との間に確保される空間内にて、着座者の少なくとも頭部及び胸部の側方に対応して膨出し得る側突用エアバッグを内装する一方、前記インナー突出部にも、側面衝突の際、該インナー突出部が衝突する隣座席側と着座者との間に確保される空間内にて、同じく着座者の少なくとも頭部及び胸部の側方に対応して膨出し得る側突用エアバッグを内装し、前記側面衝突の際、前記アウター突出部の側突用エアバッグが先ず最初に膨出し、その後に前記インナー突出部の側突用エアバッグが膨出すべく、側面衝突時の衝撃を検知して異なるタイミングで膨出指令用の信号を出力するセンサを、前記各側突用エアバッグにそれぞれ接続したことを特徴とする車両用安全シート。
IPC (3件):
B60R 21/22 ,  B60N 2/42 ,  B60R 21/32
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-050052
  • 特開平3-281455
  • 特開平4-078750

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