特許
J-GLOBAL ID:200903054606852264
指向性可変放射線検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
川井 治男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-256939
公開番号(公開出願番号):特開平5-066275
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 放射線検出装置の軽量化を図ると共に,指向性を向上し,走査性の改善と検出情報の精緻化を実現する。【構成】 検出部はプラスチックシンチレータ1aとCsI(Tl)シンチレータ1bによるホスウィッチ検出器1にて構成され,γ線がこれらのシンチレータに入射して発光した光パルスは,光電変換素子1cにより,電気信号に変換される。この電気的なパルスをアンプ5,6で整形・増幅し,減衰時間の異なるパルスの立ち上がり部分において任意の2点のタイミングをコンスタント・フラクション方式により検出する。この2点間の時間差を波高に変換出力するライズタイムツーハイトコンバータ7へ入力し,プラスチックシンチレータの発光パルスをトリガにして,CsI(Tl)シンチレータの発光出力を測定する。即ち,2つのシンチレータの双方が発光した時のみ入射γ線等を検知することを基本原理としている。
請求項(抜粋):
紫外線または可視光線を遮蔽しうる遮光ケース内に収納されたホスウィッチ検出器と,前記検出器に電力を供給する高電圧供給装置と,前記検出器の出力信号を入力し信号パルスを整形して出力するプリアンプと,前記プリアンプの出力信号を入力し信号パルスを増幅して出力するリニアアンプと,前記リニアアンプの出力信号を入力し入力パルスの立ち上がり部分において任意の2点間の時間差を波高に変換し出力するライズタイムツーハイトコンバータと,前記ライズタイムツーハイトコンバータの出力信号を入力し入力パルスのうちロワーレベルとアッパーレベル間のパルスのみ検出し出力するシングルチャンネルアナライザーと,前記シングルチャンネルアナライザーの出力信号を入力し入力パルスに時間遅れを与えて出力するディレイアンプと,前記ディレイアンプの出力信号および前記リニアアンプの出力信号を入力し前記両信号の同期により信号を出力するコインシデンスと,前記コインシデンスの出力信号を入力し放射線量を計数表示するスケーラーにより構成したことを特徴とする指向性可変放射線検出装置。
IPC (2件):
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