特許
J-GLOBAL ID:200903054607653192

画像処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191519
公開番号(公開出願番号):特開平9-044645
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 グリッド像を含む画像に対して多重解像度変換を施して画像処理を行う画像処理方法において、干渉縞に基づくモアレが発生することのない画像を得る。【解決手段】 画像入力手段31から入力された、グリッド像を含む画像を表す画像信号Sを多重解像度分解処理手段32においてラプラシアンピラミッド等の方法により多重解像度の画像に分解する。この際、原画像に対してフィルタリング処理を施すためのフィルタを、グリッド像を除去する特性を有するフィルタとする。分解された画像の所望とする周波数帯域の強調度をより低周波数帯域の画像の信号値に基づいて決定し、強調処理手段33において画像に強調処理を施す。強調処理が施された画像とそれ以外の画像とを復元処理手段34において復元し、処理済画像信号S′を得る。処理済画像信号S′は画像出力手段35において可視像として再生される。
請求項(抜粋):
グリッドを使用して撮影を行うことにより得られるグリッド像が記録された原画像に対して、所定のフィルタによるフィルタリング処理を繰り返し施すことにより該原画像を多重解像度空間に変換して複数の周波数帯域ごとの画像を得、該複数の周波数帯域ごとの画像のうち所望の周波数帯域の画像に対して画像処理を施し、該画像処理が施された周波数帯域の画像および他の周波数帯域の画像を逆多重解像度空間に変換することにより処理済画像を得る画像処理方法であって、前記原画像に対して少なくとも最初に前記フィルタリング処理を施す際の前記所定のフィルタが、前記グリッド像を除去するグリッド像除去フィルタであることを特徴とする画像処理方法。

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