特許
J-GLOBAL ID:200903054608033031

医療装置の形成方法及び脈管塞栓装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-504446
公開番号(公開出願番号):特表平10-504738
出願日: 1995年07月10日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】本発明は医療装置を形成する方法と、この方法により形成されうる医療装置とを提供する。一実施態様においてこの方法は、複数の金属撚り線からなる金属布帛を用意し、これら撚り線は熱処理することにより実質的に所望形状に固定することが可能であり、この金属布帛を変形して成形要素の表面に概ね一致させ、金属布帛を成形要素の表面に接触させつつ熱処理して金属布帛の形状を変形状態に概ね固定し、金属布帛を成形表面から離脱させている。結果として得られる金属布帛は、患者の体内の脈管内に配置されるべくカテーテルなどの内部を通過するために収縮可能な医療装置を画定する。この方法に従って形成された医療装置はさまざまな構造を有することが可能である。一実施態様において、医療装置(250)はガイドワイヤ(260)に担持されており、第1および第2の端部(272,274)間に延びる金属布帛(270)を有し、医療装置(250)の一端はガイドワイヤ(260)に沿って摺動するようになっている。金属布帛(270)は、金属布帛(270)の両端(272,274)がガイドワイヤ(260)に沿いつつ互いに離間されている収縮状態と、金属布帛(270)の両端(272,274)が互いに隣接配置されている予め定められた拡張状態とを有する。患者の体内の脈管内の制限から解放されると金属布帛(270)は医療装置(250)を概ね拡張状態に弾性的に復旧せしめる。
請求項(抜粋):
患者の体内の脈管内を流体によって運ばれる粒状物質を捕捉するためのトラップであって、先端を有するガイドワイヤと、該先端に隣接した位置においてガイドワイヤに担持されたバストケットとを具備し、バスケットは該バスケットを通過する流体から粒状物質を濾過するようになっており、かつ第1及び第2の端部を有する金属布帛を具備し、金属布帛の少なくとも一方の端部がガイドワイヤに沿って摺動するようになっており、金属布帛は、第1及び第2の端部がガイドワイヤに沿って第1の距離だけ互いに離間しかつ金属布帛の直径が第1の直径となっている収縮状態と、第1及び第2の端部がガイドワイヤに沿って第2の、より短い距離だけ互いに離間しかつ金属布帛の直径が第2の直径となっている拡張状態とを有し、第1の直径が第2の直径よりも小さいトラップ。
IPC (2件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/22 310
FI (2件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/22 310
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭44-020599
  • 特開昭54-150888

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