特許
J-GLOBAL ID:200903054608938476

マルチプロセッサ画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064344
公開番号(公開出願番号):特開平6-274608
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 複数プロセッサを用いた画像処理装置において、個々のプロセッサに分担させる処理の負荷の最適化を図り、能力を最大限利用した処理を実現する。【構成】 画像処理に関する基本操作の処理手順を含む画像処理ライブラリ72が、個々の処理毎に処理時間算定手段1を持つ。画像処理を行なう仮想機械プロセス6は、実際の画像処理に先だって見積りモードでライブラリ呼び出しを実行し、処理単位について予め処理時間の見積りを行なう。この値はカウンタ2に記録される。実際のプロセッサへの処理分散は処理分散手段4がこの処理時間の見積り値により各プロセッサの負荷が均等になる様に行なう。各プロセッサの負荷分担は、この見積り値の累積値としてプロセッサ管理テーブル3に記録される。処理分散手段4は各プロセッサへの負荷配分、処理結果受信を管理し、処理装置全体としては複数のプロセッサの能力を効率よく利用した処理が実現される。
請求項(抜粋):
処理対象の画像に関する一連の操作を複数の処理単位に分割して、各処理単位を複数個のプロセッサに分散し、並列に実行することによって処理速度の向上を図る装置であって、画像処理に関する所定の処理要求を、複数個のプロセッサの中から選択した一つのプロセッサにそれぞれ分散する処理分散手段と、予め定めた特定の画像操作からなる実行時ライブラリと、前記実行時ライブラリ中の操作の一つ一つに対応した処理負荷の見積りを行う見積り手段と、によって構成され、目的処理中に前記実行時ライブラリに含まれる画像操作が呼び出される時、操作開始に先立ち、負荷見積り手段が処理負荷を計算し、この値を処理分散手段に通知し、処理分散手段は前記の通知された値から処理単位を分散するプロセッサを決定する事を特徴とするマルチプロセッサ画像処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/66 ,  G06F 15/16

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