特許
J-GLOBAL ID:200903054609869745
電動パワーステアリング装置付衝撃吸収式ステアリング装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124421
公開番号(公開出願番号):特開平10-315986
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 二次衝突時に吸収可能な衝撃エネルギを十分に確保して、ステアリングホイールに衝突した運転者の保護充実を図る。【解決手段】 ステアリングシャフト1の全長を収縮自在とする事により、第一の衝撃吸収手段を構成する。ステアリングコラム22の全長を収縮自在とする事により、第二の衝撃吸収手段を構成する。上記ステアリングコラム22を構成するアウターコラム23とハウジング7との間に第一のエネルギ吸収部材30を設ける事により、第三の衝撃吸収手段を構成する。上記ハウジング7を車体26に対して、第二のエネルギ吸収部材34により結合支持する事により、第四の衝撃吸収手段を構成する。第一〜第三の衝撃吸収手段が同時に衝撃エネルギを吸収する時間帯が存在する。従って、大きな衝撃エネルギの吸収を可能にして、運転者保護の充実を図れる。
請求項(抜粋):
後端にステアリングホイールを固定自在としたステアリングシャフトと、このステアリングシャフトを挿通自在なステアリングコラムと、このステアリングコラムの前端部に結合されたハウジングと、このハウジングに支持され、通電に伴って上記ステアリングシャフトに回転方向の力を付与する電動モータと、塑性変形自在な材料により造られ、上記ハウジングと車体との間に掛け渡した状態で設ける事により、上記ステアリングコラムの前端部を車体に支持するエネルギ吸収部材と、上記ステアリングシャフトの前端部で、上記ハウジングの前端から突出した部分にその片側を結合した第一の自在継手と、その一端を上記第一の自在継手の他側に結合した伝達軸と、この伝達軸の他端にその一端を結合した第二の自在継手とを備え、上記ステアリングシャフトの前端部で上記ハウジングから突出した部分と上記伝達軸との少なくとも一方を、伸縮自在且つ回転力の伝達自在な構造とすると共に、上記ステアリングシャフト及び上記ステアリングコラムを、軸方向に亙る衝撃荷重に基づいてそれぞれの全長を縮める構造とした電動パワーステアリング装置付衝撃吸収式ステアリング装置に於いて、上記ステアリングシャフトの一部で軸方向に亙る衝撃荷重に基づいてこのステアリングシャフトの全長を縮める部分に、上記衝撃によるエネルギを吸収する為の第一の衝撃吸収手段を設け、上記ステアリングコラムの一部で軸方向に亙る衝撃荷重に基づいてこのステアリングコラムの全長を縮める部分に、上記衝撃によるエネルギを吸収する為の第二の衝撃吸収手段を設け、上記ステアリングコラムの一部と上記ハウジングとの間に、上記衝撃によるエネルギを吸収しつつ、上記ステアリングコラムの一部が上記ハウジングに対して前方に変位する事を許容する第三の衝撃吸収手段を設け、上記エネルギ吸収部材により、上記衝撃によるエネルギを吸収しつつ上記ハウジングが前方に変位する事を許容する第四の衝撃吸収手段を構成した事を特徴とする電動パワーステアリング装置付衝撃吸収式ステアリング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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