特許
J-GLOBAL ID:200903054612103982

超硬合金およびその製造方法、並びにそれを用いた回転工具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-370455
公開番号(公開出願番号):特開2005-133150
出願日: 2003年10月30日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】 バラツキが少なく高い抗折強度を備えた超硬合金を提供し、かつこれを用いて小径穴あけ加工や高送り切削に対しても優れた耐折損性を有する回転工具を提供する。 【解決手段】 平均粒径が0.1〜0.4μmの炭化タングステン粒子2、2間を3〜13質量%のコバルトを主体とする結合相3にて結合した超硬合金1の透過型電子顕微鏡観察において、組織中に存在する粒径0.05μm以下の炭化タングステン粒子4の数が炭化タングステン粒子2全体の数に対して10%以下、抗磁力34,000〜56,000A/m、コバルト1質量%当りの換算で飽和磁化率1.35〜1.65μTm3、かつ前記超硬合金を粉砕し、#20メッシュを通した粉砕粉末を50°Cの希塩酸(HCl:H2O=1:1)中で24時間溶解してろ過したろ液中に、ろ液中の総金属量に対してタングステンを8〜24質量%の割合で含有する。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
平均粒径が0.1〜0.4μmの炭化タングステン粒子間を5〜15質量%のコバルトを主体とする結合相にて結合した超硬合金において、この超硬合金の組織中に存在する粒径0.05μm以下の炭化タングステン粒子の数が炭化タングステン粒子全体の数に対して10%以下の割合であるとともに、抗磁力34,000〜56,000A/m、コバルト1質量%当りの換算で飽和磁化率1.35〜1.65μTm3/kgで、かつ前記超硬合金を粉砕し、#20メッシュを通した粉砕粉末を50°Cの希塩酸(HCl:H2O=1:1)中で24時間溶解してろ過したろ液中に、ろ液中の総金属量に対してタングステンを8〜24質量%の割合で含有することを特徴とする超硬合金。
IPC (5件):
C22C29/08 ,  B22F3/15 ,  B22F9/04 ,  B23B51/00 ,  C22C1/05
FI (5件):
C22C29/08 ,  B22F3/15 M ,  B22F9/04 C ,  B23B51/00 M ,  C22C1/05 G
Fターム (17件):
3C037CC09 ,  4K017AA01 ,  4K017BA09 ,  4K017CA07 ,  4K017DA06 ,  4K017EA04 ,  4K018AA02 ,  4K018AC01 ,  4K018AD06 ,  4K018BA04 ,  4K018BA11 ,  4K018BC13 ,  4K018CA11 ,  4K018DA11 ,  4K018DA32 ,  4K018EA12 ,  4K018KA15
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭61-12847号公報
  • 超微粒硬質合金及び部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-340621   出願人:日立ツール株式会社
  • 強靭性微粒超硬合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-161414   出願人:日立ツール株式会社
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審査官引用 (1件)
  • 強靭性微粒超硬合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-161414   出願人:日立ツール株式会社

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