特許
J-GLOBAL ID:200903054616631100

内燃機関における冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015150
公開番号(公開出願番号):特開平10-212946
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 シリンダヘッド3の冷却水アウトレット10からの冷却水を、ラジエータ11への冷却水出口管路13と、カーヒータ16へのバイパス管路15とに導くようにした冷却装置において、冷却水の温度が低い暖記運転状態での車内の暖房性能を向上する。【手段】 前記シリンダヘッド3の冷却水ジャケット8における冷却水を、暖記運転中において、シリンダヘッド3のうち排気ポート7側に気筒列方向に延びるように設けた冷却水通路17を通して前記バイパス管路15に導くことにより、カーヒータ16に、冷却水通路17にて加熱された高い温度の冷却水に供給する。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドの冷却水ジャケットとシリンダブロックの冷却水ジャケットとを連通し、ラジエータからの冷却水戻り管路を、吐出側を前記シリンダブロックの冷却水ジャケットに連通した冷却水ポンプの吸い込み側に接続する一方、前記シリンダヘッドにその冷却水ジャケットに連通する冷却水アウトレットを設け、この冷却水アウトレットに設けたサーモスタット弁からの冷却水出口管路を前記ラジエータに接続し、更に、前記冷却水アウトレットと、前記冷却水戻り管路又は冷却水ポンプの吸い込み側との間を、バイパス管路を介して接続して、このバイパス管路中にカーヒータを設けて成る冷却装置において、前記シリンダヘッドにおける冷却水アウトレットに、当該シリンダヘッドにおける冷却水ジャケットのうち気筒列方向の一端部を連通する一方、前記シリンダヘッドに、その冷却水ジャケットのうち気筒列方向の他端部と前記冷却水アウトレットとを連通する冷却水通路を、当該シリンダヘッドのうち排気ポート側に気筒列方向に延びるように設け、更に、前記サーモスタット弁に、冷却水の温度が低い状態においてシリンダヘッドにおける冷却水ジャケットの冷却水アウトレットへの連通を遮断し冷却水の温度が上昇するとシリンダヘッドにおける冷却水ジャケットを冷却水アウトレットに連通するように作動する第1弁体と、冷却水の温度が低い状態において冷却水アウトレットの冷却水出口管路への連通を遮断し冷却水の温度が上昇すると冷却水アウトレットを冷却水出口管路に連通するように作動する第2弁体とを設けたことを特徴とする内燃機関における冷却装置。
IPC (4件):
F01P 3/02 ,  F01P 3/20 ,  F01P 7/16 504 ,  F02F 1/36
FI (4件):
F01P 3/02 R ,  F01P 3/20 H ,  F01P 7/16 504 E ,  F02F 1/36 C

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