特許
J-GLOBAL ID:200903054616659608

硬化性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-291527
公開番号(公開出願番号):特開平10-130116
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】従来は金属修復材を使用していた高い咬合圧のかかる部位のインレー修復やクラウン修復において、金属修復材に代えて使用することが可能であり、天然歯と色差のない修復が可能である歯科用修復材として好適な硬化性組成物を提供する。【解決手段】ア)重合性単量体イ)平均粒子径1〜9μmで且つ粒子径10μm以上の粒子が3重量%以下の不定形無機粒子(A)、例えば、シリカ・ジルコニア不定形粒子ウ)平均粒子径が0.1〜5μmの範囲にある球形状無機粒子(B)、例えば、球状シリカ-ジルコニア粒子エ)平均粒子径が0.01〜0.1μmの範囲にある無機微粒子(C)、例えば、シリカ、アルミナ、シリカ・ジルコニア、シリカ・チタニアよりなる群から選ばれた少なくとも1種の無機酸化物微粒子オ)重合開始剤を含み、特定の比率で配合されてなる硬化性組成物。
請求項(抜粋):
ア)重合性単量体イ)平均粒子径1〜9μmで且つ粒子径10μm以上の粒子が3重量%以下の不定形無機粒子(A)ウ)平均粒子径が0.1〜5μmの範囲にある球形状無機粒子(B)エ)平均粒子径が0.01〜0.1μmの範囲にある無機微粒子(C)オ)重合開始剤を含み、不定形無機粒子(A)、球形状無機粒子(B)および無機微粒子(C)は、重合性単量体100重量部に対して合計量で300〜1900重量部の範囲で配合され、球形状無機粒子(B)および無機微粒子(C)の配合割合は、これらの合計量を100重量%としたとき、球形状無機粒子(B)が50〜99重量%、無機微粒子(C)が50〜1重量%であり、不定形無機粒子(A)の配合量と球形状無機粒子(B)および無機微粒子(C)の合計量との割合は、重量比〔(A)/{(B)+(C)}〕で0.3〜3で配合され、さらに、重合開始剤は重合性単量体100重量部に対して0.01〜5重量部の範囲で配合されてなる硬化性組成物。

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