特許
J-GLOBAL ID:200903054617719396

予備剪断型弾性支承装置およびその据え付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 信之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-107530
公開番号(公開出願番号):特開2000-297409
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】予備せん断変形された弾性支承装置を橋軸方向の十分広い作業空間を利用して、予備せん断変形を解放して据え付ける方法およびその装置の提供。【解決手段】橋軸方向の前面側の弾性支承装置1の鋼製下沓2上に上部に橋軸方向に貫通する雌ねじ孔10aを有するサイドブロック10を着脱自在に固定して、前記雌ねじ孔10aに螺合挿通する全ねじボルト12の先端部で鋼製上沓3の端面を押圧して、橋桁31の収縮量に見合うだけゴム弾性支承体1aを変形させ、その変形状態を上沓3および下沓2間に渡って配設された固定プレート13で保持し、桁架設後に橋軸方向の広い空間側からこれらを取り外す。
請求項(抜粋):
ゴムのような弾性層を介して鋼製上沓および鋼製下沓が一体に固定された橋梁用弾性支承装置における前記弾性層に予備剪断変形を付与した後、前記弾性支承装置の上部にコンクリート製桁を設け、その後弾性層の予備剪断変形を解放する予備剪断型弾性支承装置の据え付け方法において、橋梁用弾性支承装置における鋼製下沓の橋軸方向の一端側にサイドブロックが配置されて固定用ボルトにより着脱自在に取り付けられ、前記サイドブロックに橋軸方向に貫通するように雌ねじ孔が設けられ、その雌ねじ孔に上沓押圧保持用ボルトが螺合され、その上沓押圧保持用ボルトまたは工場における予備剪断変形付与装置により鋼製上沓が押圧されて、鋼製上沓と鋼製下沓が橋軸方向に相対的に変位されて弾性層に予備剪断変形が付与され、かつ鋼製上沓に係合する前記上沓押圧保持用ボルトにより前記予備剪断変形を保持した状態で、予備剪断型弾性支承装置の上部に上部構造物を設け、その後前記固定用ボルトおよび前記サイドブロックを橋軸方向の広い作業空間側から取り外して予備剪断変形を解放するようにしたことを特徴とする予備剪断型弾性支承装置の据え付け方法。
IPC (4件):
E01D 19/04 ,  E04B 1/36 ,  F16F 15/04 ,  F16F 15/08
FI (4件):
E01D 19/04 B ,  E04B 1/36 A ,  F16F 15/04 E ,  F16F 15/08 C
Fターム (11件):
2D059AA37 ,  2D059BB39 ,  2D059GG01 ,  3J048AA01 ,  3J048AC01 ,  3J048AD05 ,  3J048BA18 ,  3J048CB05 ,  3J048CB17 ,  3J048DA01 ,  3J048EA39
引用特許:
審査官引用 (2件)

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