特許
J-GLOBAL ID:200903054620902002

クラッチの接触点決定装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015829
公開番号(公開出願番号):特開平5-305837
出願日: 1993年01月04日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 自動クラッチ作動制御装置により制御されるクラッチの接触点を自動的にかつ確実に決定する接触点決定装置を提供する。【構成】 決定ロジック装置68に基準速度発生器61、変速機入力速度センサ31びクラッチ係合センサ28を接続する。慣性ブレーキ29が係合されかつ多速変速機30が中立位置にあるとき、もし変速機入力速度信号が基準速度信号の所定量内にある場合、クラッチ接触点信号をクラッチ係合測定値に等しく設定する。
請求項(抜粋):
所定空転速度を有する駆動動力源と、該駆動動力源からクラッチ出力軸にトルクを制御可能に伝達する摩擦クラッチと、前記クラッチ出力軸に連結された入力軸及び中立位置を有する多速変速機と、該多速変速機の出力軸に連結された少なくともひとつの慣性-負荷牽引車輪と、クラッチ係合の度合を制御する自動クラッチ制御装置とを含む組み合わせにおける接触点決定装置であって、駆動動力源の空転速度の所定小数部に対応する基準速度信号を発生する基準速度発生器と、摩擦クラッチの出力軸の回転速度に対応する変速機入力速度信号を発生する、摩擦クラッチの出力軸に連結された変速機入力速度センサと、所定のブレーキトルクを摩擦クラッチの出力軸に付与するため選択的に係合可能な慣性ブレーキと、クラッチ係合信号に応じて、離脱状態から全体的係合状態への摩擦クラッチの係合状態を制御するため摩擦クラッチに連結されたクラッチアクチュエータと、前記基準信号発生器、前記変速機入力速度センサ、前記慣性ブレーキ、前記クラッチアクチュエータ及び前記クラッチ係合センサに接続された制御装置とを含み、該制御装置が駆動動力源が空転し、かつ多速変速機が中立位置にあるときの接触点決定の間に、前記慣性ブレーキを係合させる慣性ブレーキ係合装置と、前記基準速度発生器と前記変速機入力速度センサに接続され、(1) 前記基準速度信号と(2) 前記変速機入力速度信号との差に応じて第1代数的加算信号を発生する第1代数的加算器と、前記第1代数的加算信号を最小化するためある程度まで摩擦クラッチを係合させる前記クラッチアクチュエータに送られる前記クラッチ係合信号を発生する、前記第1代数的加算器に接続された補償器と、前記慣性ブレーキが係合されかつ多速変速機が中立位置にあるとき、前記変速機入力速度信号が前記基準速度信号の所定量内にある場合、クラッチ接触点信号をクラッチ係合測定値に等しく設定するための、前記基準速度発生器、前記変速機入力速度センサ及び前記クラッチ係合センサに接続された決定ロジック装置とを含むことを特徴とする接触点決定装置。
IPC (3件):
B60K 23/02 ,  F16D 25/12 ,  F16D 25/14

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