特許
J-GLOBAL ID:200903054622007060

参照カウント型ガーベッジコレクション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-349096
公開番号(公開出願番号):特開2000-172557
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 参照関係にループを含むオブジェクトの回収が可能な参照カウント型ガーベッジコレクション方法を提供すること。【解決手段】 参照ループテーブルは参照ループID、オブジェクトリスト、参照カウントより構成される。参照ループIDは参照ループを登録するときに一意に付ける識別子である。オブジェクトリストは参照ループを構成するオブジェクトを参照される順に登録する領域である。オブジェクトリストに登録された各オブジェクトは自オブジェクトが登録された参照ループテーブルの参照ループIDを持つ。参照カウンタには参照ループを構成しない外部のオブジェクトから参照ループを構成するオブジェクトへの参照の総数を設定する。ガーベッジコレクタはこの参照ループテーブルを参照して、参照カウントが0になると、そのテーブルのオブジェクトリストに含まれるオブジェクトをすべて回収する。
請求項(抜粋):
3以上のオブジェクトと該オブジェクト間を一方向へ参照する参照関係とによって構成され、該参照関係に沿った参照がループを構成する参照ループについて該参照ループを識別する参照ループIDと、該参照ループを構成するオブジェクト名と該参照ループに含まれる参照ループの参照ループIDとを有するオブジェクトリストと、該参照ループを構成しない外部のオブジェクトから該参照ループを構成するオブジェクトへの参照関係の総数である参照カウントとを記憶する参照ループテーブルを設け、任意の参照関係が削除されると、削除された参照関係によって構成される参照ループを参照ループテーブルから削除・回収し、削除された参照ループをオブジェクトリストに有する参照ループについては、該オブジェクトリストにおいて、削除された参照ループIDを該参照ループを構成するオブジェクト名に置き換え、削除された参照関係が参照しているオブジェクトまたは参照ループをオブジェクトリストに有する参照ループについては、および、削除された参照ループを構成するオブジェクトからの参照関係が参照しているオブジェクトまたは参照ループをオブジェクトリストに有する参照ループについては、これらの参照関係の数を参照カウントから減算し、参照カウントが0である参照ループを参照テーブルから削除・回収することを特徴とする参照カウント型ガーベッジコレクション方法。
Fターム (1件):
5B060AA10

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