特許
J-GLOBAL ID:200903054629004325
ガンマ補正機能を有する液晶プロジェクタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-021736
公開番号(公開出願番号):特開平6-217239
出願日: 1993年01月15日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 LCDパネルを実装した状態でその印加電圧-透過率特性を測定し、その結果に基づいた補正データに従ってガンマ補正を行うことにより、また実際にオペレータが画像を見ながら補正を行い得るガンマ補正機能を有する液晶プロジェクタの提供を目的とする。【構成】 画像の輝度を測定する輝度計34と、その測定結果から得られた液晶表示パネル36の印加電圧-透過率特性に従ってまたは手動操作によりガンマ補正のための補正データを生成する調整制御装置17と、補正データを格納する補正用メモリ21と、不揮発性の格納用メモリ39と、第1のモードではビデオ信号入力13を液晶表示パネル36に表示し、第2のモードでは補正用メモリ21に補正データを書き込み、第3のモードでは補正用メモリ21と格納用メモリ39との間で相互にデータの転送を可能にするように第1, 第2, 第3セレクタ16, 28, 30とを備える。
請求項(抜粋):
ビデオ信号を画像として表示する液晶表示パネルと、該液晶表示パネルに表示された画像をスクリーンに投射する投射手段と、前記液晶表示パネルに表示すべきビデオ信号をデジタルデータに変換する A/D変換手段と、該 A/D変換手段により得られたディジタルデータをアドレス信号として入力し、印加電圧-透過率特性に従って予め記憶しているガンマ補正データの内の入力されたアドレス信号に対応するデータを出力する補正データ記憶手段と、該補正データ記憶手段から出力されるデータをアナログ信号に変換して前記液晶表示パネルへ出力する D/A変換手段とを備えたガンマ補正機能を有する液晶プロジェクタにおいて、所定電圧間隔で変化するDC信号を前記液晶表示パネルにビデオ信号として与えるDC信号発生手段と、前記液晶表示パネルに表示された画像または前記スクリーンに投射された画像の輝度を測定する輝度測定手段と、前記DC信号発生手段から前記液晶表示パネルに前記DC信号が与えられた場合の前記輝度測定手段の測定結果に従って、前記液晶表示パネルの印加電圧-透過率特性を検出する特性検出手段と、該特性検出手段により検出された印加電圧-透過率特性に従って、または手動操作によりガンマ補正のための補正データを生成する補正データ生成手段と、必要に応じて、前記補正データ記憶手段から転送される記憶内容を記憶し、また自身の記憶内容を前記補正データ記憶手段に転送して記憶させる不揮発性記憶手段と、ビデオ信号を前記液晶表示パネルに表示する第1のモードにおいては前記 A/D変換手段の出力をアドレス信号として前記補正データ記憶手段に入力し、ガンマ補正を調整する第2のモードにおいては前記補正データ生成手段の出力をアドレス信号として前記補正データ記憶手段に入力し、前記補正データ記憶手段と前記不揮発性記憶手段との間で補正データの転送を行う第3のモードにおいては前記補正データ記憶手段と前記不揮発性記憶手段とを接続する第1のセレクタと、前記第1のモードにおいては前記補正データ記憶手段から出力されるデータを前記 D/A変換手段へ出力し、前記第2のモードにおいては前記補正データ生成手段が生成した補正データを前記補正データ記憶手段に入力し、前記第3のモードにおいては前記補正データ記憶手段と前記不揮発性記憶手段とを接続する第2のセレクタと、前記第1のモードにおいては、前記DC信号発生手段から出力される信号を前記液晶表示パネルに入力させ、前記第2のモードにおいては、前記DC信号発生手段から出力されるDC信号を前記液晶表示パネルに入力させる第3のセレクタとを備えたことを特徴とするガンマ補正機能を有する液晶プロジェクタ。
IPC (2件):
H04N 5/66 102
, H04N 5/202
前のページに戻る