特許
J-GLOBAL ID:200903054633732602

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172361
公開番号(公開出願番号):特開平10-018881
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 吸気弁予測温度が温度非平衡状態の連続となる始動時の温度非平衡時後半においても空燃比をフラットにする。【解決手段】 平衡付着量Mfhと分量割合を求めるための各データを温度平衡状態での冷却水温に対して適合しており、この各データを冷却水温の検出値に代えて吸気弁予測温度Tfを用いて参照することにより演算手段26が平衡付着量Mfhを、また演算手段27が分量割合Kmfを演算する。この場合に、冷却水温の検出値Twと吸気弁予測温度Tfとの温度差Dtwfに応じた温度非平衡時の補正量で前記演算された平衡付着量Mfhまたは前記演算された分量割合Kmfを補正手段35が補正する一方で、目標燃空比相当量により基本噴射量Tpを補正手段23が補正し、かつ前記温度差Dtwfに応じた未燃分補正量で目標燃空比相当量を補正手段37が補正する。
請求項(抜粋):
運転条件に応じた基本噴射量を演算する手段と、目標燃空比相当量を演算する手段と、この目標燃空比相当量で前記基本噴射量を補正する手段と、冷却水温を検出する手段と、吸気弁予測温度を演算する手段と、平衡付着量を求めるためのデータを温度平衡状態での冷却水温に対して適合しており、このデータを冷却水温の検出値に代えて前記吸気弁予測温度を用いて参照することにより平衡付着量を演算する手段と、分量割合を求めるためのデータを温度平衡状態での冷却水温に対して適合しており、このデータを冷却水温の検出値に代えて前記吸気弁予測温度を用いて参照することにより分量割合を演算する手段と、前記演算された平衡付着量とその時点での付着量との差を演算する手段と、この差の付着量と前記演算された分量割合とに基づいて付着速度を演算する手段と、この付着速度と前記付着量とを燃料噴射に同期して加算することにより付着量を更新する手段と、前記目標燃空比相当量により補正された基本噴射量をさらに前記付着速度で補正して燃料噴射量を演算する手段と、この噴射量の燃料を吸気管に供給する手段とを備えるエンジンの空燃比制御装置において、前記冷却水温の検出値と前記吸気弁予測温度との差を演算する手段と、この温度差に応じた温度非平衡時の補正量を演算する手段と、この温度非平衡時の補正量で前記演算された平衡付着量または前記演算された分量割合を補正する手段と、前記温度差に応じて未燃分補正量を演算する手段と、この未燃分補正量で前記目標燃空比相当量を補正する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 305 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00
FI (6件):
F02D 41/04 305 B ,  F02D 41/04 330 P ,  F02D 41/04 330 L ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 45/00 312 Q ,  F02D 45/00 312 A

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