特許
J-GLOBAL ID:200903054634008649
ソフトPWMスイッチングを伴う位相食い違い式の全ブリッジコンバータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-135357
公開番号(公開出願番号):特開平10-337021
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 全ブリッジコンバータのスイッチングトランジスタのパルス巾変調制御を使用してほぼロスのないスイッチングを達成するスイッチングコンバータを提供する。【解決手段】 全ブリッジコンバータは、全一次及び二次デバイスのためのソフトスイッチングを特徴とする。これは、従来の移相制御に代わってパルス巾変調を用いることにより達成される。フローホイールダイオード及び2つの可飽和リアクトルは、変成器の二次側が短絡するのを防止する。従って、広範囲な負荷電流にわたりソフトスイッチングが維持される。パルス巾変調機構が使用され、簡単な制御回路しか必要としない。同じコンバータの並列/直列接続は、航空宇宙及び電気推進を含む多数の需要分野の要望を受け入れるための融通性を与える。
請求項(抜粋):
パルス巾変調のソフトスイッチングDC/DCコンバータにおいて、DC入力電圧源と、一次及び二次巻線を有する変成器であって、一次巻線が磁化インダクタンスを含み、あたかもインダクタがそれに並列に接続されたかのように一次巻線が動作する変成器と、上記DC入力電圧を上記変成器の一次巻線に接続するスイッチング回路であって、このスイッチング回路は、上記DC入力電圧に並列に接続された第1対のスイッチングデバイスと、上記DC入力電圧及び上記第1対のスイッチングデバイスに並列に接続された第2対のスイッチングデバイスとを含み、これらスイッチングデバイスは、選択的にターンオン及びターンオフして、上記DC入力電圧をほぼ方形波の電圧に変換し、この電圧が上記変成器の上記一次巻線に供給されるようなスイッチング回路と、上記変成器の二次巻線に接続されて、上記変成器の二次巻線の出力電圧を整流するための整流回路であって、この整流回路は、第1及び第2のダイオードに各々直列に接続された第1及び第2の可飽和リアクトルを有する第1及び第2の枝路を含み、上記第1及び第2の可飽和リアクトルは、上記第1及び第2のダイオードが逆の回復状態にあるとき及び上記変成器の二次巻線が短絡状態にあるときに、上記変成器の二次巻線における電流を阻止するような整流回路と、上記コンバータの出力端子に接続されると共に、上記スイッチングデバイスに接続された制御回路であって、この制御回路は、上記スイッチングデバイスをターンオン及びターンオフするパルス巾変調(PWM)のスイッチング信号を発生し、更に、この制御回路は、エネルギー転送段階の始めに上記第1対の第1スイッチングデバイス及び上記第2対の第3スイッチングデバイスを同時にターンオンし、上記エネルギー転送段階は、上記第3スイッチングデバイスがオンに保持される時間周期に対応し、更に、この制御回路は、上記出力端子の電圧レベルを検出すると共に、上記第3スイッチングデバイスを制御するPWMスイッチング信号のパルス巾を変化させて、上記第3スイッチングデバイスがオンに保持される時間周期を、上記出力端子の上記電圧レベルに基づいて変化させ、更に、この制御回路は、上記第3スイッチングデバイスをオフ状態に切り換えた後に、ソフトスイッチングを達成するに充分な時間周期中、上記第1スイッチングデバイスをオン状態に維持するような制御回路と、を備えたことを特徴とするコンバータ。
IPC (2件):
FI (3件):
H02M 3/28 Q
, H02M 3/28 P
, H02M 3/335 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-255465
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特開平4-165956
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特開平3-289350
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