特許
J-GLOBAL ID:200903054641195101
疾患に関連した蛋白質の立体構造に関するアッセイ法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 初志 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-576285
公開番号(公開出願番号):特表2002-527082
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2002年08月27日
要約:
【要約】非疾患型の立体構造を有する蛋白質(例えば、PrPC)が共存する試料中において、蛋白質の疾患型の立体構造(例えば、PrPSc)の有無を検出し、分離するアッセイ法について開示する。疾患型立体構造を有する蛋白質は加水分解するが、非疾患型の立体構造は加水分解しないような様式で、試料を処理する(例えば、蛋白質分解酵素に接触させる)。このように処理した試料を結合相手(例えば、PrPScに結合する標識抗体)と接触させ、このとき生じた結合によって、PrPScの有無が判定できる。また別の方法として、処理した試料中のPrPScを変性(例えば、グアニジンと接触させる)もしくはその立体構造を解離する処理を施す。このようにして立体構造を破壊したPrPScを結合相手と接触させるが、それにより生じた結合から、PrPScが試料中に含まれることが示唆される。また他の態様においては、PrPScおよびPrPCの立体構造を有するどちらの蛋白質にも結合可能な標識抗体、ならびに疾患関連型立体構造のみと結合する抗体とそれぞれ反応させる。この両者を比較して、疾患型立体構造の存在を調べる。
請求項(抜粋):
以下の段階を含むアッセイ法: 第一の立体構造および第二の疾患関連型立体構造を有すると考えられる蛋白質を含む可能性のある試料を、蛋白質の第一の立体構造を加水分解するが、第二の疾患関連型立体構造は加水分解しない化合物で処理し、処理された試料を得る段階、 該処理された試料を疾患関連型の立体構造に結合する結合相手と接触させる段階、および 結合相手との結合に基づいて、疾患関連型の立体構造の有無を調べる段階。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
4B063QA07
, 4B063QA14
, 4B063QQ79
, 4B063QQ96
, 4B063QR16
, 4B063QR48
, 4B063QR56
, 4B063QS28
, 4B063QS33
, 4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
蛍光検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-194593
出願人:東ソー株式会社
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Neurology, 1990, Vol. 40, pp.110-117
-
Neurology, 1990, Vol. 40, pp.110-117
-
J. Biol. Chem., 1992, Vol. 267, No. 23, pp.16188-16199
前のページに戻る