特許
J-GLOBAL ID:200903054644957835
バーハンドル車両用連動ブレーキ装置のパーキングブレーキ機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-190975
公開番号(公開出願番号):特開平11-034961
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 液圧式ブレーキと機械式ブレーキとを組合わせしたバーハンドル車両用連動ブレーキ装置に、パーキングブレーキを設けるに当たり、パーキングブレーキ時に、液圧式ブレーキや液圧マスタシリンダのピストンカップや角シール等のシール類に、液圧がかかって劣化を早めることがないようにする。【解決手段】 前輪ブレーキ3を液圧式ブレーキとし、後輪ブレーキ5を機械式ブレーキとする。液圧配管15と連繋手段16との間にケーブルアクチュエータ17を介装する。連繋手段16中にラック18を設ける。ラック18の近傍に、一方向歯18aと係合して、牽引方向へ作動した連繋手段16の戻りを規制する係合爪19を設ける。ハンドルバー6にパーキングブレーキ操作子11を設けて、パーキングブレーキ操作子11と係合爪19とを連繋手段21にて連結する。支軸50に、係合爪19を一方向歯18aから離脱する方向へ付勢する付勢手段51を設ける。
請求項(抜粋):
バーハンドル車両の前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方を、ブレーキ操作子に操作される液圧マスタシリンダの液圧にて作動する液圧式ブレーキとなし、他方をワイヤーケーブルやロッド等の連繋手段にて牽引される機械式ブレーキとなして、前記連繋手段と、前記液圧マスタシリンダにつながれる液圧配管との間に、液圧マスタシリンダからの液圧作動力を機械的牽引力に変換するケーブルアクチュエータを介装して、該ケーブルアクチュエータと連繋手段と機械式ブレーキとで機械式作動機構を構成し、前記ブレーキ操作子の操作にて液圧式ブレーキと機械式ブレーキの双方を作動するバーハンドル車両用連動ブレーキ装置において、前記機械式作動機構中にラックを設け、該ラックの近傍に、当該ラックの一方向歯と係合して、牽引方向へ作動した連繋手段の戻りを規制する係合爪を設け、前記バーハンドル車両の車体にパーキングブレーキ操作子を設けて、該パーキングブレーキ操作子と前記係合爪とをワイヤーケーブルやロッド等の連繋手段にて連結すると共に、前記係合爪を前記ラックの一方向歯から離脱する方向へ付勢する付勢手段を備えたことを特徴とするバーハンドル車両用連動ブレーキ装置のパーキングブレーキ機構。
IPC (2件):
FI (2件):
B62L 3/00 C
, B62L 3/02 A
引用特許:
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