特許
J-GLOBAL ID:200903054645407065

スペクトル拡散復調方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320367
公開番号(公開出願番号):特開平9-162848
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 初期同期捕捉後での同期外れに伴う再同期引込みを瞬時に行うこと。【解決手段】 初期同期捕捉用に設けられているN(N:3以上の奇数)個の相関器(逆拡散器3-1〜3-N等を含む)各々が、初期同期捕捉後での同期外れに伴う再同期引込みの際に、同期制御器13によるPN符号の再割当て制御下に、再同期引込み用としても用いられることによって、再同期引込みが瞬時に行われているものである。
請求項(抜粋):
送信側からの、ベースバンド信号により一次変調された信号が、更に擬似雑音符号としてのPN符号により拡散された状態のスペクトル拡散信号として送信側で受信された上、復調される際でのスペクトル拡散復調方法であって、並列的に設けられているN(N:一般に3以上の奇数)個の相関器各々に対し所定チップづつ位相シフトされたPN符号が割当てされた上、スライディング掃引制御下に、該相関器各々でスペクトル拡散信号が該PN符号との乗算により逆拡散されている状態で、何れか1つの相関器からの相関出力が設定値以上であることを以て初期同期捕捉が行われた後、該相関器に割当てされているPN符号の位相をPN符号中心位相として、(N+1)/2番目位置相当の相関器に該PN符号中心位相が割当てされる状態として、相関器各々に対しΔt(0<Δt<1)チップづつ位相シフトされたPN符号が再割当てされた上、上記PN符号中心位相に対し±1/2チップ分位相シフトされているPN符号が割当てされている相関器各々からの相関出力が常時同一値となるべく、遅延ロックループにより同期追従が行われている状態で、上記(N+1)/2番目位置相当の相関器からの相関出力が設定値未満に移行したことを以て同期外れが検出される度に、該相関器以外のN-1個の相関器のうち、相関出力が設定値以上である何れか1つの相関器に割当てされているPN符号の位相を新たなPN符号中心位相として、(N+1)/2番目位置相当の相関器に該PN符号位相が割当てされる状態として、相関器各々に対しΔt(0<Δt<1)チップづつ位相シフトされたPN符号が再割当てされた上、再同期引込みが行われるようにしたスペクトル拡散復調方法。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 G ,  H04L 7/00 C

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