特許
J-GLOBAL ID:200903054650317597

改良された構造のビードを備えたタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-593492
公開番号(公開出願番号):特表2002-534318
出願日: 1999年12月30日
公開日(公表日): 2002年10月15日
要約:
【要約】少なくとも1つの第1ビード(12)を有し、ビードヒール(12)は軸線方向内方にありかつ少なくとも1つの環状補強要素(14)により補強されており、ビードトウは軸線方向外方にありかつクサビの形態をなすゴム配合物の異形要素(3)を有し、前記ゴム配合物は、半径方向上方のゴム配合物(7)および(6)のショアA硬度より高いショアA硬度を有する構成のラジアルカーカス補強体を備えたタイヤ(1)において、前記ラジアルカーカス補強体(13)が、ビード内で、前記環状要素(14)の内方から外方へと該環状要素(14)の回りを巻いてターンアップ(130)を形成し、該ターンアップ(130)の端部は、一方で、回転軸線に対して垂直でかつ環状要素(14)の子午線方向断面の重心を通る直線P2より軸線方向外方で、かつ他方で、異形要素(3)の半径方向外方の辺(31)を支持する直線P1より軸線方向内方かつ半径方向外方に位置することを特徴とするタイヤ。
請求項(抜粋):
子午線方向断面で見て、少なくとも1つの第1ビード(12)を有し、該第1ビードの座(12B)が母線を有し、第1ビードの軸線方向内端部は、軸線方向外端部が位置する円の直径より大きい直径の円上に位置し、ビードヒール(12)は軸線方向内方にあり、かつゴム配合物で被覆された少なくとも1つの非伸長性環状補強要素(14)により補強されており、一方ビードトウは軸線方向外方にあり、かつ環状要素(14)のセクションの下に位置する頂点Aから出発する2つの辺(31、32)により形成されるクサビの形態をなすゴム配合物の異形要素(3)を有し、半径方向外方の辺(31)は、頂点Aを通りかつ回転軸線に平行な直線に対して鋭角φ1を形成し、この角度φ1は半径方向外方および軸線方向外方に向かって開いており、半径方向内方の辺(32)は前記平行な直線に対して鋭角φ2を形成し、この角度φ2は半径方向内方に向かって開いており、環状要素(14)に対して軸線方向に隣接する異形要素(3)を形成するゴム配合物は、それぞれ、前記環状要素(14)より半径方向上方および異形要素(3)より半径方向上方のゴム配合物(7)および(6)のショアA硬度より高いショアA硬度を有する構成の、ラジアルカーカス補強体(13)を有する、ラジアルカーカス補強体を備えたタイヤ(1)において、前記ラジアルカーカス補強体(13)が、少なくとも第1ビード(12)内で、前記環状要素(14)の内方から外方へと該環状要素(14)の回りを巻いてターンアップ(130)を形成し、該ターンアップ(130)の端部は、一方で、回転軸線に対して垂直でかつ環状要素(14)の子午線方向断面の重心を通る直線P2より軸線方向外方で、かつ他方で、異形要素(3)の半径方向外方の辺(31)を支持する直線P1より軸線方向内方かつ半径方向外方に位置することを特徴とするタイヤ。
FI (2件):
B60C 15/00 K ,  B60C 15/00 B

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