特許
J-GLOBAL ID:200903054652250325

ホログラフィ撮像装置およびホログラフィ表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068737
公開番号(公開出願番号):特開平9-258641
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 視野を可変とするとともに、比較的低い空間分解能の撮像素子を使用して質の高いホログラムを撮像するホログラフィ撮像装置を提供することとともに、本発明のホログラフィ撮像装置で撮像したホログラムから原像に対する歪を低減して表示可能なホログラフィ表示装置を提供する。【解決手段】 波長λ、撮像分解能p、結像光学系110の焦点距離fとした場合、連動手段270によって、結像光学系110の前側焦点面に、λf/p以下の径の開口211を有する絞り210を配置し、開口211を介した物体光を結像光学系110で結像するとともに、結像光学系110を介した物体光と参照光とを干渉させ、干渉縞を撮像する。こうして、撮像したホログラムを、撮像時の結像光学系110と同等の結像光学系120を採用するとともに、撮像時の結像光学系110と撮像面410との位置関係に応じて、形成ホログラムと結像光学系との位置関係を設定して撮像対象物の像再生を行う。
請求項(抜粋):
撮像対象物に照射する光を発生する第1の光源と、前記第1の光源から出力された光が前記撮像対象物に照射された結果、前記撮像対象物で反射された物体光を通過させる開口を有する絞り手段と、焦点距離が可変であり、前記絞り手段が物側焦点面となる位置に配設された正の屈折率を有する第1の結像光学系と、前記第1の結像光学系の物側焦点距離を変化させるとともに、前記物側焦点距離に応じて前記絞り手段と前記第1の結像光学系との距離および前記開口の径を変化させる第1の連動手段と、前記物体光と同一の波長を有する可干渉光を発生する第2の光源と、前記第2の光源から出力された可干渉光を平面波である参照光とし、前記第1の結像光学系を介した前記物体光と前記参照光とを干渉させる干渉光学系と、前記第1の結像光学系の前記干渉光学系側の焦点面から前記第1の結像光学系から出力される参照光の進行方向に第1の距離だけ離れた位置に前記第1の結像光学系の光軸と垂直な撮像面を有し、前記干渉光学系から出力された干渉光が形成する像を撮像する撮像手段と、を備え、前記物体光の波長=λ、前記絞り手段の開口の口径=a、前記第1の結像光学系の物側焦点距離=f、および、前記撮像手段の空間分解能=pとした場合、a≦λ・f/pなる関係を満足することを特徴とするホログラフィ撮像装置。
IPC (3件):
G03H 1/04 ,  G02B 5/32 ,  G03H 1/22
FI (3件):
G03H 1/04 ,  G02B 5/32 ,  G03H 1/22
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る