特許
J-GLOBAL ID:200903054653583093

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129608
公開番号(公開出願番号):特開2000-324190
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 判定位相が誤った場合やレベルの大きな雑音が入力された場合でも再生キャリア特性劣化が無く、受信性能も劣化しない受信装置とする。【解決手段】 非同期ベースバンド位相と判定位相の差を求める差分回路9と、入力信号を1シンボル遅延させる遅延回路11と、1シンボル当たりの位相誤差を求める差分回路12と、1シンボル当たりの位相ずれを平均化する低域通過フィルタ13と、非同期ベースバンド位相から再生キャリアの差を求めることで同期検波を行う差分回路15と、差分回路12の出力と低域通過フィルタ13の出力の差を求める差分回路17と、補正を行う補正回路19とを有し、絶対値回路18の出力が所定のしきい値よりも大きければ判定誤りが生じたまたはレベルの大きな雑音が入力されたと判断し、差分回路12の出力が低域通過フィルタ13の出力と同じになるように補正を行う構成の受信装置とする。
請求項(抜粋):
ディジタルデータにより位相変調された受信信号を前記受信信号のキャリアと非同期な信号を基準として位相検波し、第1のベースバンド位相信号を出力する位相検波器と、前記第1のベースバンド位相信号からキャリア位相信号を再生するキャリア再生手段と、前記キャリア再生手段の出力に接続され低域通過特性を有する第1のフィルタと、前記第1のフィルタ出力と前記第1のフィルタ出力を1シンボル遅延させた信号との差分を求める第1の差分手段と、前記第1の差分手段出力を時間的に平均化する第2のフィルタ手段と、前記第1の差分手段出力と前記第2のフィルタ手段出力の差分を求める第2の差分手段と、前記第2の差分手段出力の絶対値を求める絶対値手段と前記絶対値手段出力が所定のしきい値よりも大きければ補正を行う第1の補正手段と、前記第2のフィルタ手段の出力により前記第1のフィルタ出力を補正する第2の補正手段を有し、前記第2の補正手段から出力される再生キャリア位相信号により前記第1のベースバンド位相信号を差分し、第2のベースバンド位相信号を出力する第3の差分手段と、前記第2のベースバンド位相信号からシンボルを判定し、判定されたシンボルの位相を判定位相信号として出力する判定手段とを有し、前記キャリア再生手段は前記第1のベースバンド位相信号を前記判定手段によって得られた位相で差分する逆変調型キャリア再生を行うことを特徴とする受信装置。
Fターム (6件):
5K004AA05 ,  5K004FH01 ,  5K004FH02 ,  5K004FJ03 ,  5K004FJ14 ,  5K004FJ17

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