特許
J-GLOBAL ID:200903054664268203

鋳造シミュレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-169994
公開番号(公開出願番号):特開2004-009130
出願日: 2002年06月11日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】鋳造時に型部品から発生するガスを考慮した鋳造シミュレーション方法を提供すること。【解決手段】▲1▼鋳造に用いる型部品を型部品要素に分割する前処理工程と;▲1▼溶湯の充填解析を経時的に行う充填解析ステップと、▲2▼伝熱を経時的に解析し、型部品要素の温度を算出する伝熱解析ステップと、▲3▼その温度に基づき、型部品要素から発生する単位時間当たりのガスの発生量を算出するガス発生量解析ステップと、▲4▼その型部品要素間で、発生したガスの流れ解析を経時的に行うガス流れ解析ステップと、をもつ解析工程と;を有することを特徴とする。つまり、型部品を微小要素に分割し、各微小要素毎に温度を解析して、その温度に基づいて発生するガスの量を算出する。算出したガスは、型部品要素内で流れ解析を行うことで、必要な部位のガス圧力を求めることができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
鋳造に用いる型部品の形状を座標系上に位置づけ、該座標系の空間を複数の微小要素に分割する要素作成ステップと、 該微小要素のそれぞれについて、該型部品の領域に位置する場合には型部品要素と、該型部品の表面に接するキャビティ領域に位置する場合にはキャビティ要素と定義する要素定義ステップと、 をもつ前処理工程と、 該キャビティ要素について、溶湯の充填解析を経時的に行う充填解析ステップと、 該型部品要素間、及び該型部品要素と該キャビティ要素との間の伝熱を経時的に解析し、各該型部品要素の温度を算出する伝熱解析ステップと、 該伝熱解析ステップで解析された該型部品要素の温度に基づき、該型部品要素から発生する単位時間当たりのガスの発生量を算出するガス発生量解析ステップと、 該型部品要素間で、発生したガスの流れ解析を経時的に行うガス流れ解析ステップと、 をもつ解析工程と、を有することを特徴とする鋳造シミュレーション方法。
IPC (4件):
B22D46/00 ,  B22C9/00 ,  B22D17/32 ,  G06F17/13
FI (4件):
B22D46/00 ,  B22C9/00 E ,  B22D17/32 Z ,  G06F17/13
Fターム (4件):
5B056BB04 ,  5B056BB36 ,  5B056BB42 ,  5B056HH07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 流動凝固解析方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-086044   出願人:日立協和エンジニアリング株式会社, 本田技研工業株式会社
  • 鋳物砂の混練方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-023616   出願人:トヨタ自動車株式会社

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