特許
J-GLOBAL ID:200903054667642718

車両用照明灯具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046900
公開番号(公開出願番号):特開平9-219104
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 従来のこの種のプロジェクタ型とした車両用照明灯具においては、採用する楕円面反射面の特性により配光パターンの性能が決定され、目的に合致する特性の配光パターンが得難く性能的に不十分である問題点を生じていた。【解決手段】 本発明により、1つの光源2に対して、第一楕円面反射面3と第二楕円面反射面4との2つを設け、この2つの反射面からの光路中に屈折装置5と、マスク板6と、投影レンズ7とを設けて夫々に配光パターンを整え、これを照射方向で重ね合わせる車両用照明灯具1としたことで、最終的な総合配光パターンはお互いが独立し、調整可能な2つの配光パターンにより構成されるものとなり<配光パターンの形状の設定、配光パターン内での照度分布の設定など設計に自由度を与えるものとして、この種の車両用照明灯具の性能の向上を可能とし課題を解決するものである。
請求項(抜粋):
第一楕円面反射面と第二楕円面反射面とを、夫々の反射方向が車両用照明灯具の照射方向と略直角とし、お互いの反射方向が略反対方向と成り、且つ、夫々が1つの光源を第一焦点として共有するものとして対峙させ、前記第一楕円面反射面と前記第二楕円面反射面とには夫々に窓部を設けて対峙する相手側の反射面からの反射光の光路を形成し、前記窓部を通過した後の前記反射光の光路中には夫々には、前記反射光を車両用照明灯具の照射方向に向かわせる屈折装置と、配光形状を設定するマスク板と、前記マスク板により設定された配光形状を照射方向に投影する投影レンズとが設けられていることを特徴とする車両用照明灯具。

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