特許
J-GLOBAL ID:200903054668302643

印刷機の版胴へのインキ着けを制御する印刷機インキ装置および制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155253
公開番号(公開出願番号):特開平5-169635
出願日: 1992年06月15日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 つぼローラが移しローラと係合状態にある時間中、選択された回転角が得られるるように容易に制御することができる、簡単かつ安価な印刷機インキ装置を提供する。【構成】 ギアを介してインキ装置のつぼローラ20と結合された低い慣性で迅速に動作するサーボモータ40が、電子制御ユニット45により制御されエネルギー供給される。この制御ユニットは、移しローラがつぼローラ20と接触状態にある時間周期中、速度ゼロから、所定の角度φsだけつぼローラ20を回転させるのに必要な所望の速度まで、つぼローラ20の加速を制御する。移しローラがつぼローラ20から離れてインキ装置のインキ移送ローラ22と係合すると、つぼローラの速度はゼロまで低下する。サーボ閉ループにより、命令どおりの装置の操作が保証される。
請求項(抜粋):
印刷機(1)の版胴(10)へのインキ着けを制御する印刷機インキ装置であって、印刷インキを収容するインキつぼ(18)と、該インキつぼからインキを受け取るつぼローラ(20)と、インキ移送ローラ(22)と、該インキ移送ローラから前記版胴へインキを移送するインキローラ列手段(23-32)と、移しローラ(21)と、所定のドエルタイム周期(T/2)の間中、該移しローラ(21)を周期的交番的に前記インキ移送ローラ(22)と前記つぼローラ(20)とに係合させる手段(A)と、さらに前記つぼローラを制御可能に断続的に駆動する手段とが設けられている形式の、印刷機の版胴へのインキ着けを制御する印刷機インキ装置において、前記つぼローラを駆動する手段は、該つぼローラ(20)と回転可能に結合された高トルクのサーボモータ(40)と、前記移しローラ(21)に関して検出するように結合されたセンサ(44)と、前記サーボモータ(40)の間欠動作を制御するコントローラ(45)とを有しており、前記センサ(44)は、つぼローラ(20)と移送ローラ(22)との間の移しローラ(21)の運動にもとづいて移しローラ周期における基準瞬時値を表わす移しローラ位置信号を供給するようにし、前記コントローラ(45)は、前記ドエルタイム周期(T/2)の持続時間を表わす信号を受信する第1の入力手段(46)と、移しローラがつぼローラと係合状態にある間のつぼローラの回転角を表わす、オペレータにより制御可能なドエル角信号(φs )を受信する第2の入力手段(47)と、移しローラ位置信号(スタート)を受信する第3の入力手段とを有しており、さらにプログラミング可能な前記制御ユニット(45)は、前記サーボモータ(40)の回転を制御するために該サーボモータ(40)に対する制御出力側(J1)を備えており、前記サーボモータ(40)は、移しローラ(21)とつぼローラ(20)との係合のドエルタイム周期(T/2)の間中、前記ドエル角信号(φs )により決定された角度にわたりつぼローラ(20)を駆動するようにしたことを特徴とする、印刷機の版胴へのインキ着けを制御する印刷機インキ装置。
IPC (2件):
B41F 31/02 ,  B41F 33/10

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