特許
J-GLOBAL ID:200903054669357379

液体のガス化及び脱ガス化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生田 哲郎 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-519531
公開番号(公開出願番号):特表2000-509329
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】気体を液体中該気体の溶液に添加又はそれから除去する方法で、これは、流体ともう一つの流体間の、膜ユニットを通しての気体の輸送に関係する。この膜ユニットは、(i)実質的に溶媒に非透過性であって、かつ、少なくとも1×107Pa(100bar)の酸素に対する透過性を有し、(ii)パーフルオロ-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソール非晶質共重合体から形成されており、(iii)この共重合体のガラス転移点未満の温度に維持されている膜を含む。流体はもう一つの液体でも気体でも良い。本新規な方法は、液体間で高い気体輸送速度を与え、液体を通して気泡を生成して吹き込まずに液体をガス化できる。従って、本方法は、液体のガス化を高能率で、気泡生成による過剰な攪拌をせずに行うことができる。これらの特徴のため気体消費量の節約及び気体回収器具の必要性の減少が図られ、有毒又は有機気体成分に使用すると、付随する耐汚染器具の特性に対する要求度の低下につながる。この膜材料は液体、特に、バイオリアクター物質に耐汚染性である。従って、本新規の方法は、長期間使用しても余り性能が低下しない。本新規の方法の用途は、飲料水のオゾン化による精製、バイオリアクター及び血液の酸素化、水中の揮発性有機化合物の酸化、液体化学反応への気体性反応物の添加、及び酸素添加による排水中の挿発性汚染物の除去である。
請求項(抜粋):
気体成分が異なる分圧を有する2種の流体間で前記気体成分を輸送する方法であって、 前記2種の流体の内少なくとも1種が液体であり、 前記2種の流体の内の一方の流体を、(i)前記液体に対して実質的に不透過性であり、かつ、少なくとも1×107Pa(100bar)の酸素に対して透過性を有し、(ii)パーフルオロ-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソールの非晶質共重合体から形成されており、かつ、(iii)前記非晶質共重合体のガラス転移点未満の温度にあることを特徴とする2側面型膜ユニットの第1の側面に接触させ、 同時に前記2側面型膜ユニットの第2の側面を前記2種の流体の他方の流体と接触させることを特徴とする方法。
IPC (13件):
B01D 61/36 ,  B01D 19/00 ,  B01D 61/24 ,  B01D 63/02 ,  B01D 69/08 ,  B01D 71/26 ,  B01D 71/34 ,  B01D 71/36 ,  B01D 71/52 ,  B01F 1/00 ,  C02F 1/20 ,  C12N 1/00 ,  A01N 1/02
FI (13件):
B01D 61/36 ,  B01D 19/00 H ,  B01D 61/24 ,  B01D 63/02 ,  B01D 69/08 ,  B01D 71/26 ,  B01D 71/34 ,  B01D 71/36 ,  B01D 71/52 ,  B01F 1/00 A ,  C02F 1/20 A ,  C12N 1/00 P ,  A01N 1/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 電池用酸素富化膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-247852   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-215828
  • 特開平3-221130

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