特許
J-GLOBAL ID:200903054671590358

舶用ウオータジェット推進機の後進装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262813
公開番号(公開出願番号):特開平9-104393
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 噴出ノズルから出たジェット流を押さえ込みながら後進状態を形成するウオータージェット推進機において船の回頭性能の向上を図った舶用ウオータジェット推進機の後進装置を提供する。【解決手段】 フラップ11の回動支点を操舵筒5の上部に有し、噴出ノズル2から出たジェット流を押さえ込みながら操舵筒底部に設けた整流板14とともに後進状態を形成する形式のウオータジェット推進機において、整流板14の上端位置に操舵筒側壁5Bから内方へ突き出した端部底板15を設けてジェット流の遮蔽域を側壁5Bに沿って形成し、これによって操舵時にジェット流が操舵筒底部開口5Cから下方へ逃げるのを極力防止して舵効きを良くする。
請求項(抜粋):
ジェット流を噴出する噴出ノズルと該噴出ノズルの後部に左右揺動自在の操舵筒を備えると共に、該操舵筒の上部に回動自在に一端が支持されたフラップを備え、該フラップが傾斜した倒れ状態では該操舵筒の後部開口を閉塞して該操舵筒底部に設けた複数の整流板とで後進流路を形成し且つ略水平に起き上がった状態では該操舵筒の後部開口を開いて前進状態を形成するウオータジェット推進機において、前記整流板の上端位置に操舵筒側壁から内方へ突き出した端部底板を設けたことを特徴とする舶用ウオータジェット推進機の後進装置。

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