特許

J-GLOBAL ID：200903054673792004

GPS測位装置

発明者： 川崎 晃久 ,  舘田 良文
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-168832
公開番号（公開出願番号）：特開平6-011560
出願日： 1992年06月26日
公開日（公表日）： 1994年01月21日
要約：

【要約】【目的】 GPS衛星の軌道情報の誤差により発生する測位位置に対する誤差範囲をより狭め、測位精度を向上させるGPS測位装置を提供するものである。【構成】 信号検出部10で5個以上の衛星からの複数の信号を検出し、その複数衛星の受信信号から測位に用いる衛星の信号を選択するとともに、選択された3、または4個の衛星の信号からの測位演算によって得られる現在地点と各衛星の信号より得られる誤差範囲とその衛星の方向、を求め、さらにその測位点に対して3、または4個の衛星の前記測位部で求めた誤差範囲から誤差の領域を求める誤差領域算出部40と、他の衛星を少なくとも1衛星以上含む3、または4個の衛星の同じようにして求めた誤差領域との共通部分を、複数の組み合わせについて算出する共通誤差領域算出部50とを設け、その測位衛星の組み合わせを変えることにより、なん通りかの誤差領域を求め、その誤差領域の交わりを求めることにより誤差領域をより限定し精度の向上を実現する。

請求項（抜粋）：

5個以上の衛星からの複数の信号を検出する受信チャンネルを持つ信号検出部と、前記複数衛星の受信信号から測位に用いる衛星の信号を選択する衛星選択部と、選択された3、または4個の衛星の信号からの測位演算によって得られる現在地点と各衛星の信号より得られる誤差範囲とその衛星の方向、を求める測位部と、さらにその測位点に対して3、または4個の衛星の前記測位部で求めた誤差範囲から誤差の領域を求める誤差領域算出部と、他の衛星を少なくとも1衛星以上含む3、または4個の衛星の同じようにして求めた誤差領域との共通部分を、複数の組み合わせについて算出する共通誤差領域算出部とを具備したGPS測位装置。