特許
J-GLOBAL ID:200903054674829300

鉄筋コンクリート柱の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136174
公開番号(公開出願番号):特開平8-004299
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 鉄筋コンクリート柱の高精度の立設を容易にし、且つ鉄筋コンクリート柱の施工期間を短縮する鉄筋コンクリート柱の構築方法を提供する。【構成】 柱鉄筋ユニット20を、圧着スリーブ14の下部が基礎鉄筋コンクリート柱2のねじ鉄筋11Cに嵌合するように下ろし、圧着スリーブ14の下端を、ねじ鉄筋11Cの圧着スリーブ受けナット13に当接し、圧着スリーブ受けナット13の位置を上下に移動調整して柱鉄筋ユニット20の建入れ・レベル調整をした後、螺着スリーブ17の上部を柱鉄筋ユニット20のねじ鉄筋21Bに螺着させて、基礎鉄筋コンクリート柱2上に柱鉄筋ユニット20を仮設連結することを特徴とする。
請求項(抜粋):
上下方向に延在する複数本の主筋及び水平方向に設けられ該複数の主筋に溶接された配力筋とを備える柱鉄筋ユニットを下方から上方に複数連結して柱鉄筋を形成すると共に、前記柱鉄筋を包囲するように型枠を設け、該型枠内にコンクリートを打設して鉄筋コンクリート柱を構築する鉄筋コンクリート柱の構築方法において、前記柱鉄筋ユニットを連結する際に、既設の柱鉄筋ユニットの複数の主筋の内、少なくとも三本の主筋の上端部に予め圧着スリーブ受けナットを、上下方向に移動自在に螺着しておき、連結すべき前記柱鉄筋ユニットの複数の主筋の内、前記圧着スリーブ受けナットが螺着している前記既設の柱鉄筋ユニットの主筋に対応する主筋の下端部に、圧着スリーブを、該圧着スリーブの下部が前記連結すべき柱鉄筋ユニットの主筋の下端より下方に位置するように予め圧着しておき、前記既設の柱鉄筋ユニットの複数の主筋の内、少なくとも三本の主筋に、螺着スリーブを上下方向に移動自在に螺着しておき、前記連結すべき前記柱鉄筋ユニットの複数の主筋の内、前記螺着スリーブが螺着された前記既設の柱鉄筋ユニットの主筋に対応する主筋の下端部に、予め、雄ねじを形成しておき、前記連結すべき柱鉄筋ユニットを前記既設の柱鉄筋ユニットの上方に移動位置決めし、前記連結すべき柱鉄筋ユニットを、前記圧着スリーブの下部がそれぞれ前記既設の柱鉄筋ユニットの前記圧着スリーブ受けナットが螺合している主筋の上端部に嵌合するように下ろし、前記連結すべき柱鉄筋ユニットを、前記圧着スリーブの下端により、前記既設の柱鉄筋ユニットの前記圧着スリーブ受けナット上に載置し、前記圧着スリーブ受けナットの位置をそれぞれ上下方向に移動調整することにより、前記圧着スリーブが圧着されている主筋をそれぞれ上下方向に移動して、前記連結すべき柱鉄筋ユニットの建入れ・レベル調整をし、前記既設の柱鉄筋ユニットの主筋に螺着している螺着スリーブをそれぞれ上方に移動して、該螺着スリーブの上部を前記連結すべき柱鉄筋ユニットの前記雄ねじが形成された主筋に螺着して、前記既設の柱鉄筋ユニットに、前記連結すべき柱鉄筋ユニットを仮設連結し、その後に前記連結すべき柱鉄筋ユニットの前記圧着スリーブを、前記既設の柱鉄筋ユニットの前記スリーブ受けナットが螺着している主筋に圧着することを特徴とする鉄筋コンクリート柱の構築方法。
IPC (2件):
E04G 21/12 105 ,  E04B 1/16

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